2011年6月4日
『コジ・ファン・トゥッテ』を観劇した『蝶々夫人』指揮 Y.アベルからメッセージ
『コジ・ファン・トゥッテ』公演初日を観劇した『蝶々夫人』指揮のイヴ・アベルより、
感動を伝えるメッセージが届きました。
最高のプロダクションである「コジ・ファン・トゥッテ」に、惜しみない拍手を送りたと思います。
私自身このオペラを何度も指揮をしていますが、この作品の先見性や、根底にある正しさ、そして
常に魅力的であることに気づきます。「コジ・ファン・トゥッテ」の良いプロダクションというのは、
なかなか創り難いのですが、演出のダミアーノは見事にこれを面白くて、繊細で、そして常に美しい
音楽が聞こえる作品に成し得たのです。
最高の音楽を聴きながら、とても楽しい午後のひと時を過ごしました。
ありがとう。
イヴ・アベル
『コジ・ファン・トゥッテ』『蝶々夫人』で2010/2011シーズンのフィナーレを迎える新国立劇場オペラ。
本日(6月4日)『蝶々夫人』のゲネプロ(最終舞台稽古)が行われました。テンポ感のあるアベルの指揮によって、
プッチーニの音楽が生き生きとした精彩を放ち、新国立劇場不動のレパートリー作品に新たな1ページが刻まれようとしています。
公演情報ページは下記をご参照下さい。
☛2010/2011シーズンオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』特設ページ☛2010/2011シーズンオペラ『蝶々夫人』ダイジェスト映像付き特設ページ☛『コジ・ファン・トゥッテ』公演記録写真