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2011年4月15日

演劇「ゴドーを待ちながら」本日初日を迎えました

2010/2011シーズン演劇公演の第5作、「ゴドーを待ちながら」が本日初日を迎えました。

本作品は、アイルランド生まれの劇作家サミュエル・ベケットの作品で、世界演劇の流れを変えた記念碑的作品と称される傑作です。「不条理演劇」の代表作として演劇史に名を残し、現代演劇の礎として今もなお世界各地で上演され続けています。

今回の上演は、岩切正一郎の新翻訳、森 新太郎の演出、そしてキャストには、ともに新国立劇場初登場となる橋爪功、石倉三郎の二人を迎え、上演前から多くの話題を集めました。

いつもとは趣きの違う空間となった小劇場で繰り広げられた不条理劇に、お客様からは「新しい翻訳が現代的でとても分かりやすく、堪能できた」「今、この芝居がさらに深く胸にしみた」などのご感想が寄せらました。

小劇場ホワイエでは、今回の「ゴドーを待ちながら」の新訳戯曲が掲載された演劇雑誌『悲劇喜劇』(5月号)や関連書籍、新国立劇場オリジナルグッズなどを揃えた物販コーナーも設けられ、多くのお客様でにぎわっています。

「ゴドーを待ちながら」公演は5月1日(日)まで。
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お客様を迎える宮田慶子芸術監督

小劇場前のウェルカムフラッグ

『悲劇喜劇』 5月号(物販コーナーより)

賑わうロビーのようす