新国立劇場について メニュー

2011年4月14日

新国立劇場バレエ研修所
国際バレエ学校フェスティバル出演の報告

 新国立劇場バレエ研修所は、3月25日〜27日に米国ワシントンD.C.のジョン・F.ケネディ舞台芸術センターで開催された国際バレエ学校フェスティバルに出演しました。今回が第3回となる同フェスティバルは、世界中から選ばれたバレエ学校が一堂に会して各校の伝統と特色を生かしたバレエ作品を披露するもので、新国立劇場のほか、ボリショイ・バレエ学校、デンマーク王立バレエ学校などが出演しました。新国立劇場バレエ研修所は研修所第6、第7期生が中心となって出演し、「Triptyque(トゥリプティーク)〜青春三章」(振付:牧阿佐美、音楽:芥川也寸志)を上演し、会場からスタンディングオベーションと大きな喝采を浴びました。

 公演の様子は地元主要紙であるワシントンポスト紙で大きく掲載され、「新国立劇場バレエ研修所のダンサーは、そのエレガントな踊りで観客に興奮と感動をもたらした。先日起こった震災の日本の苦難を思うと、このダンサーたちの優雅さはただ見事というほかない。生徒たちは彼らの優秀な仕事を、驚嘆すべき平静さを保って続行した」と絶賛されました。

 第6期生、第7期生にとっては初めての国際的な舞台であり、日本にはない観客の反応を肌で感じ、次代を担う同世代の世界のダンサーたちの才能に触れ、また他校との交流を深める大変貴重な機会となりました。

スタンディングオベーションを受けてのカーテンコール

駐米日本大使館にて
(二列目右は藤崎駐米大使夫人)

各国のバレエ学校の生徒との交流