2011年1月25日
新国立劇場では、主催演劇公演をより多角的にお楽しみいただくため、マンスリー・プロジェクト」と題して、各公演に関連したリーディング、トーク、シンポジウムなどを実施しています。すでに多くのご参加をいただき、好評をいただいております。
その第5弾である演劇講座「彼が舞台をハダカにしたワケ −演劇史と近代史の交差点でワイルダーを見る−」が、1月21日(金)に5階情報センターで、22日(土)に中劇場ホワイエで開催されました。
絶賛上演中の『わが町』の翻訳者で早稲田大学の水谷八也教授が、作家ワイルダーが装置のない裸舞台での演技を好んだ背景を独自の視点から掘り下げました。
お客様は熱心に受講なさり、「水谷先生のユーモアある説明が楽しかった」「翻訳者の熱い想いが伝わってきた」「近代演劇をもっと勉強したくなってきた」「『わが町』はまだこれから観るのだが、観劇が非常に楽しみになってきた」などの感想をいただきました。
![]() 講師の水谷八也さん |
![]() 『わが町』ボーイズ&ガールズのみなさん | ![]() 『わが町』ボーイズ&ガールズのみなさん |