2011年1月13日
2010/2011シーズン演劇公演第3作、「わが町」が、13日に初日を迎えました。
「わが町」は、アメリカの劇作家ソーントン・ワイルダーの名作戯曲で、1938年に発表され、その年のピュリッツァー賞を受賞しました。現代劇の原点ともなった作品であり、その後の現代劇の描かれ方に多大な影響を及ぼしました。アメリカ演劇を代表する作品のひとつとして、今もなお、世界中で上演され続けている傑作です。今回は新翻訳による上演です。
小堺一機さん、斉藤由貴さんをはじめとする実力派の出演者たちが、稲本響さんの奏でるピアノとともに、心の奥底と共鳴する濃密な劇空間を作り上げ、お客様からは「なんでこんなに涙がでるのが分かりません」、「一日一日を大切にすることの大事さを改めて気付けてよかったです」、「美しいピアノの旋律に、切なさが一層つのりました」などのご感想が寄せらました。
中劇場ロビーでは、「わが町」の上演戯曲が掲載された演劇雑誌『悲劇喜劇』(1月号)や関連書籍、新国立劇場オリジナルグッズなどを揃えた物販コーナーや、「わが町」公演にちなんだ、アメリカンテイストの飲み物や軽食を揃えたビュッフェなどが設けられ、多くのお客様でにぎわっています。
「わが町」公演は1月29日(土)まで。
◆公演詳細についてはこちら
◆主催公演をより多角的にお楽しみいただく取り組み、「マンスリー・プロジェクト」はこちら
◆宮田慶子芸術監督ページはこちら
開演まで宮田慶子演劇芸術監督が | 花の標識が<グローヴァーズ・コーナーズ>へと |
「わが町」エッセイの募集が行われました | 優秀作品10点が展示されています |
上演戯曲が掲載された演劇雑誌『悲劇喜劇』(1月号)や関連書籍も販売しています | 公演にちなんだアメリカンメニューの数々も好評です |