2010年12月17日
新国立劇場2010/2011シーズンオペラ「蝶々夫人」キャスト変更に関して、下記のようにお知らせいたします。
新国立劇場2010/2011シーズンオペラ「蝶々夫人」(2011年6月6日初日)に関しまして、蝶々夫人役の出演が、
予定しておりましたクリスティーネ・オポライスからオルガ・グリャコヴァに変更となりました。
これは、2008/2009シーズン「チェネレントラ」のプロダクションレンタルをはじめ、2009/2010シーズン「ヴォツェック」
共同制作など、新国立劇場が開場以来緊密な関係にあるバイエルン州立歌劇場からの協力要請に応えたことによる
キャスト変更です。
オルガ・グリャコヴァは、欧米の主要歌劇場で、その確かな歌唱力や可憐な舞台姿で好評を博している実力派で、
今後ウィーン国立歌劇場「蝶々夫人」、パリ・オペラ座「スペードの女王」への出演が予定されています。
なお、キャスト変更にともなうチケットの払い戻しは致しません。
ご理解くださいますよう、お願い申しあげます。
公演情報ページは下記をご参照下さい。
2010/2011シーズンオペラ「蝶々夫人」
![]() オルガ・グリャコヴァ | ![]() 新国立劇場「蝶々夫人」(2009年公演より) |
〜〜〜〜〜〜〜〜 新キャスト・プロフィール 〜〜〜〜〜〜〜〜
オルガ・グリャコヴァ Olga Guryakova (ソプラノ)
ロシア中部のノヴォクズネツク生まれ。モスクワ音楽院で学ぶ。
1994年にモスクワのスタニスラフスキー・ネミローヴィチ・ダンチェンコ劇場に所属。これまでにメトロポリタン
歌劇場、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、マリインスキー劇場、バイエルン州立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、
ザルツブルク音楽祭などに出演。「エフゲニ・オネーギン」タチヤーナ、「スペードの女王」リーザ、「ラ・ボエーム」
ミミ、「蝶々夫人」タイトルロール、「オテロ」デズデーモナ、「シモン・ボッカネグラ」アメーリア、「エルナーニ」
ドンナ・エルヴィーラ、「カルメン」ミカエラ、「マノン・レスコー」タイトルロールなどを歌っている。
日本では2007年8月にサイトウ・キネン・フェスティバルで「スペードの女王」に出演した。
今後の予定としては、ウィーン国立歌劇場(蝶々夫人)、パリ・オペラ座(スペードの女王)などがある。
新国立劇場初登場。