2010年11月22日
新国立劇場では、主催演劇公演をより多角的にお楽しみいただくため、「マンスリー・プロジェクト」と題して、各公演に関連したリーディング、トークショー、シンポジウムなどを実施し、好評をいただいています。
第3弾となるリーディング公演「T.ウィリアムズ 一幕劇から」(「風変りなロマンス」「話してくれ、雨のように」)が11月13日(土)および17日(水)に新国立劇場小劇場にて開催されました。 (※公演詳細は⇒こちらから)
他者と理解し合うことの困難さ。人が根源的に抱える孤独。現在上演中の演劇公演「やけたトタン屋根の上の猫」の作者であるアメリカの劇作家、テネシー・ウィリアムズが描き続けた普遍的なテーマに、新国立劇場演劇研修所第5期生の若い俳優たちが挑みました。
お客様からは「リーディング公演というものを初めて観に来たが、想像力をかきたてられ、とても面白かった」、「知らない戯曲のリーディングをまた聴きたい」とのご感想をいただきました。
また、研修生に対しては、「難しい演目を熱演した若きホープたちにエールを送りたい」、「難役を若い研修生が元気に挑戦するのが楽しかった」などの応援メッセージをいただきました。
どうもありがとうございました。
「風変りなロマンス」 (写真:江川誠志) | 「話してくれ、雨のように…」 (写真:江川誠志) |
※スタッフ(演劇研修所第5期生)
演出助手:林田航平、音響助手:織田瞳子、舞台監督助手:藤本強、演出部:菊池夏野、古川七彩