新国立劇場について メニュー

2010年11月10日

演劇公演「やけたトタン屋根の上の猫」が初日を迎えました

2010/2011シーズン演劇公演第2作、演劇公演「やけたトタン屋根の上の猫」が、9日に初日を迎えました。

「JAPAN MEETS…」シリーズの第二弾となる本作品は、アメリカの劇作家テネシー・ウィリアムズの名作戯曲で、1955年のピュリッツァー賞受賞作です。

舞台はアメリカ南部の大富豪の家。一代で大農場を築きあげた一家の主(ビッグ・ダディ)は癌に侵され余命いくばくもないと判明しますが、本人は知らされていません。ビッグ・ダディの誕生日パーティーに集まった家族たち。一見なごやかな家族団欒の中から、親子、兄弟、夫婦、そして家族たちのさまざまな思いが交錯し、次第に「嘘と真実」が明らかにされていきます。

寺島しのぶさんをはじめとする実力派キャストによる気迫あふれる舞台に、終演後には満席の会場から大きな拍手が送られました。

お客様からは「すばらしかった。なかなか観る機会のない作品を観ることが出来た」、「作品、キャスト、新訳と揃っており、楽しみにしていた。まだ余韻にひたっている」などのご感想が寄せらました。

小劇場ロビーでは、「やけたトタン屋根の上の猫」の上演戯曲が掲載された演劇雑誌『悲劇喜劇』(12月号)や関連書籍、新国立劇場オリジナルグッズなどを揃えた物販コーナーや、演劇公演先行DMメンバー募集コーナー、プログラム販売コーナー、飲み物や軽食を揃えたビュッフェなどが設けられ、多くのお客様でにぎわっています。

 「やけたトタン屋根の上の猫」は11月28日(日)まで。
公演詳細についてはこちら

主催公演をより多角的にお楽しみいただく取り組み、「マンスリー・プロジェクト」はこちら

宮田慶子芸術監督ページはこちら

開演まで宮田慶子演劇芸術監督が
ロビーでお客様をお迎えしました

小劇場前
ウェルカムバナーが観劇気分を盛り上げます

 

賑わうグッズ販売コーナーや
先行DM会員受付カウンター

猫グッズが人気です。上演戯曲が掲載された演劇雑誌『悲劇喜劇』(12月号)や関連書籍なども販売しています