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2010年9月17日

新国立劇場2010/2011シーズン演劇公演が「ヘッダ・ガーブレル」で華やかに開幕しました

  本日、演劇公演「ヘッダ・ガーブレル」が賑やかに初日を迎えました。ときにはコミカルに、ときにはスリリングに、一気に結末まで進んでいく気迫あふれる舞台に、終演後には満席の会場からスタンディングオベーションで大きな拍手が送られました。

  お客様からは「宮田慶子演劇芸術監督の第1作に大いに期待してきましたが、期待を上回る面白さでした。堪能しました」などのご感想が寄せらました。

 「ヘッダ・ガーブレル」の作者、ヘンリック・イプセンはノルウェー王国出身で、本公演はノルウェー王国大使館の協力を受けています。

観劇に訪れたアルネ・ウォルター駐日ノルウェー王国大使は、終演後、「大変素晴らしい公演だった。新国立劇場の新シーズンの第1作にイプセンの作品が選ばれたことは光栄であり、誇りに思います」と延べ、「ヘッダ・ガーブレル」公演初日の成功へのお祝いの言葉とともに、公演のすばらしさを称えられました。
 
 宮田慶子演劇芸術監督は、「いよいよ新シーズンの第1作をお届けする。「ヘッダ・ガーブレル」は長年取り組みたかった作品。大地真央さん、益岡徹さんをはじめ素晴らしい俳優のみなさんにご出演いただけた。素晴らしい作品に仕上がっている。お客様に楽しんでいただきたい」と意気込みを語りました。

 タイトルロールを演じる大地真央さんは、「このすばらしい作品に出演できることを誇りに思っている。ヘッダは暗いわけでも、弱いわけでも、強いわけでもない。とってもヘビーな役だった。宮田監督に新しい面を引き出してもらえたと感じている。まだまだ緊張しているが、楽しむところまでいけたらいいと思っている。本当に面白い作品なので、どうぞお見逃しなく!」 と作品への思いを語りました。

小劇場ロビーでは、「ヘッダ・ガーブレル」の上演戯曲が掲載された演劇雑誌『悲劇喜劇』(9月号)や関連書籍、新国立劇場オリジナルグッズなどを揃えた物販コーナーや、演劇公演先行DMメンバー募集コーナー、プログラム販売コーナー、飲み物や軽食を揃えたビュッフェなどが設けられ、多くのお客様でにぎわいました。


 「ヘッダ・ガーブレル」は10月11日(月・祝)まで。
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開演まで宮田監督がロビーでお客様をお迎えしました

アルネ・ウォルター駐日ノルウェー王国大使ご夫妻と遠山理事長

 

賑わうグッズ販売コーナーや先行DM会員受付カウンター

「ヘッダ・ガーブレル」オリジナルグッズは大人気