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2010年7月1日

2009/2010シーズン演劇の掉尾を飾る、新作「エネミイ」が本日初日を迎えました。

2008年に新国立劇場で上演した「まほろば」で第53回岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・蓬莱竜太と、繊細にして力強い演出で定評のある演出家・鈴木裕美、そして７名の舞台経験豊富な出演者たちがおりなす緊張感あり笑いありの舞台に、観客から大きな拍手が送られました。

演劇「エネミイ」は7/1（木）〜18（日）、小劇場にて上演されます。

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＜物語＞　　
舞台は閑静な住宅街にある、庭付き一戸建てのおしゃれなリビング。
長男の礼司はフリーター。定年を迎えた父、習い事に熱心な母、
そして婚活にいそしむ姉の平凡な4人家族のもとに、突然、父との
40年後の再会を約束したという2人の男が現れる。
全く帰る気配のない２人は、庭を耕し、料理や家事に精を出し始める…。

なぜ、帰らないのか？次第に明らかになる父と彼らとの関係と４０年の人生。
やがてそれは礼司の人生に大きく関わり出す。
「戦い」を続ける者と「戦い」に意味を見いだせなかった者、
そして、戦いを知らない者の戦いが交差する。
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★演劇『エネミイ』
7/1（木）〜18（日）小劇場
作：蓬莱竜太　　演出：鈴木裕美　　
出演：高橋一生、高橋由美子、梅沢昌代、粕谷吉洋、高橋長英、林隆三、瑳川哲朗
料金（税込）：Ａ席5,250円・Ｂ席3,150円・Ｚ席1,500円

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