2010年3月29日
去る3月25日に、新国立劇場オペラパレスホワイエにおいて、「平成21年度 新国立劇場 オペラ研修所・バレエ研修所・演劇研修所 <合同修了式>」が行われました。
オペラ研修所第10期生5名、バレエ研修所第5期生6名、演劇研修所第3期生14名が修了式を終え、プロへの道を歩みだしました。
修了式では、まず遠山敦子理事長が、「まずご関係の皆様のご尽力と熱い思いに心よりお礼申し上げます。修了生のみなさんはもともとの才能に、それぞれ2年、3年の研修で研鑽を重ねました。自信と夢を持って、これからの人生を歩んで下さい。」と挨拶しました。
木村俊光・オペラ研修所長は「修了は、ここで吸収したことをどう活かしていくかのスタート。みなさんの一層の努力と活躍を期待しています。」と、牧阿佐美・バレエ研修所長は「バレエ研修生はまだ10代。まだまだキャリアを積み、多くの作品を踊らなければなりません。何年後かにりっぱなプロになるために、さらに勉強・研鑽を続けてください。」と、そして、栗山民也・演劇研修所長は「研修所でみんなはぐんぐん大きくなった。演じる喜びに満ちた姿を誇りに思う。これで演劇界のスタートラインに立った。積み上げたものを持って頑張ってほしい。」と、それぞれ激励のメッセージを修了生に送りました。
清木孝悦・文化庁文化部部長からは、「芸術活動に携わる喜びと誇りを持って、それぞれの世界で活躍されることを期待しています。」と、そして崎谷康文・日本芸術文化振興会理事からは、「体系的に第一線の講師人の指導を受けたのだから、自信を持って新しい道を切り開き、人々に夢と感動を与えられるよう、ご活躍ください。」との応援のご挨拶がありました。
最後に、巣立っていくオペラ・バレエ・演劇の3研修所修了生25名による歌と踊りのパフォーマンスが行われ、暖かい大きな拍手で、平成21年度の合同修了式がお開きとなりました。
彼らの今後の活躍をどうぞ見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。
1列目右より栗山演劇研修所長、牧バレエ研修所長、木村オペラ研修所長、遠山理事長、 |
(上段)<オペラ研修所第10期生> |
<演劇研修所第3期生> |