2010年3月13日
平成２１年度（第６０回）芸術選奨の受賞者が１２日、文化庁によって発表され、鵜山仁・新国立劇場演劇芸術監督が、文部科学大臣賞（演劇部門）に選ばれました。
受賞の理由は下記のとおりです。
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シェイクスピア作「ヘンリー六世」は「百年戦争」，「敗北と混乱」，「薔薇戦争」の三部作で，英仏戦争や貴族間の陰謀や殺戮と醜い欲望を描いた作品であり，各部3時間，合計9時間を越える大作である。三部共通の駄々広い舞台装置は前舞台まで使用され，その広い舞台で38名の実力派俳優陣が全作品に出演し熱演していた。演出も観客の視線を釘付けにし，時間の長さを感じさせなかった。演劇上演の難しい，新国立劇場・中劇場で成功した真の作品と云える。（文化庁ＨＰより）
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◆文化庁 芸術選奨とは
優れた業績を上げた芸術家等の功績をたたえるための賞で、昭和25年度に発足した。
演劇，映画，音楽，舞踊，文学，美術，放送，大衆芸能，芸術振興，評論等，メディア芸術の11分野において，その年に優れた業績をあげ，新生面を開いた人に贈られる賞。
芸術選奨文部科学大臣賞または芸術選奨新人賞がある。
◆平成２１年度（第６０回）芸術選奨受賞者及び贈賞理由（文化庁ＨＰ）はこちら
◆関連情報（既報）
第１７回読売演劇大賞について
第４４回紀伊國屋演劇賞について
◆「ヘンリー六世」特設サイトはこちら