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2010年3月10日

バレエ「くるみ割り人形」を観た子どもたちから新国立劇場にお手紙が届きました

新国立劇場は、平成21年度の新国立劇場バレエ研修事業協賛企業のJ.P.モルガンのご協力の下、東京都立ろう学校、盲学校合計4校の生徒と保護者の方々、合計50名を、昨年12月25日に新国立劇場バレエ団公演「くるみ割り人形」と、新国立劇場バレエ研修所稽古見学会にご招待しました。

この度、参加したろう学校、盲学校の生徒と保護者の方々から新国立劇場バレエ研修所にすてきな感想文を頂戴しましたので、その一部をご紹介させて頂きます。

・「女の人がつまさきで立っていたのがすごかったです。ずっとまわっているのがじょうずでした」
・「バレエがすきになりました」
・「公演が終わった後に、レッスンしている所を特別に見学し、一緒に練習をさせてもらいました。『バレエは言葉がなくても、手を動かして、話しているのよ』と、教えてくれたので、なるほど、手話や身ぶりに似ているんだなあと知ることができました」
・「たくさんの人がステージでくるくると回ったり動きがすごかった。今まで見たこともなかったです。これがバレエかと感動しました」

点字でいただいた感想文には、保護者のかたが読み方をつけてくださいました。
・「クリスマスの日にバレエの舞台を見に行きました。知っている曲がいっぱいあって楽しかったです」
・「くるみわり人形の曲が聞けてうれしかったです。拍手もしました。楽しかったです」

また、一緒に参加された保護者のかたからも、
・「バレエは見えなくても生のオーケストラの演奏を楽しみ、劇場の雰囲気やお客さんの大きな拍手を感じることが出来ました。」
・「バレエをはじめ音楽コンサートや観劇など、聞こえない子供や家族は自分では足を運ばない場所だったと思います。おしゃれをしてる大勢の観客、皆きちんと座って観てフィナーレでは拍手で盛り上がり続ける会場で、娘も雰囲気を感じ取り、笑顔で手を叩いていました。」
などのご感想をいただきました。

どうもありがとうございました。

 

*12月25日に新国立劇場バレエ団公演「くるみ割り人形」と、新国立劇場バレエ研修所稽古見学会の様子は⇒こちら

バレエの動きの美しさにびっくり

トウシューズに触ってみました
「こんなの履いて踊るんだ」

 

みんなで手をつないで、楽しく踊りました