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2009年12月25日

ろう学校、盲学校の子どもたちが、バレエ公演「くるみ割り人形」観劇とバレエ研修所レッスン見学を楽しみました

新国立劇場は、平成21年度の新国立劇場バレエ研修事業協賛企業のJ.P.モルガンのご協力の下、東京都立ろう学校、盲学校合計4校の生徒と保護者の方々、合計50名を、12月25日に新国立劇場バレエ団公演「くるみ割り人形」と、新国立劇場バレエ研修所稽古見学会にご招待しました。

昨年に引き続き行われたこのイベントには、手話を学んでいるJ.P.モルガンの社員のみなさまがボランティアでスタッフとして参加なさいました。

50名の参加者は、バレエ「くるみ割り人形」公演を楽しんだ後、バレエ研修生と予科生の稽古を見学しました。

子どもたちは、研修所講師の豊川美惠子先生から、研修生たちの普段の稽古についてのお話しや、「美しい」や「一緒に踊りましょう」という内容を表すバレエのマイムなどのお話しを伺い、研修生たちの実際の稽古を見学した後、研修生や予科生と一緒に手をつなぎ、ピアノにあわせてリズムをとるなど実際に踊りを体験し、楽しいひとときを過ごしました。子どもたちからは「音楽がおなかに響いて楽しかった!」、「きれいなお姉さんたちと踊れてうれしかった」などの、元気のよい感想がありました。

保護者の方からも、「普段は歩くのを恐がるのに、『バレエの人と一緒に踊る!』と言ったので驚いた。」、「本当に楽しそうにバレエを見ていた。貴重な体験が出来てありがたい。」などのお声を頂きました。

スタッフとしてイベントに参加したJ.P.モルガンのみなさまは、「こんなに子供たちにも保護者の方にも喜んでいただけて、ほんとうに嬉しいです。」、「みなさまが素晴らしい芸術作品に触れる機会をお手伝い出来て良い体験となりました。」と感想を述べていました。

新国立劇場バレエ研修所の研修生・予科生たちは、「子供たちが本当にうれしそうに一緒に踊ってくれて、わたしたちもうれしいです。」とイベントに参加したことを喜んでいました。

受付に参加者のみなさまが続々と到着

バレエの動きの美しさにびっくり

 

トウシューズに触ってみました
「こんなのを履いて踊るんだ」

みんなで手をつないで、楽しく踊りました

 

J.P.モルガンの社員の皆さんとバレエ研修所研修生、予科生、豊川美惠子講師