新国立劇場について メニュー

2009年7月9日

2009/2010シーズンオペラ「ヴォツェック」指揮者変更のお知らせ

2009/2010シーズンオペラ「ヴォツェック」(11月18日初日)公演に関して、下記のようにお知らせいたします。

新国立劇場2009/2010シーズン オペラ「ヴォツェック」に関しまして、指揮を予定しておりました若杉弘が体調不良のため、代わってハルトムート・ヘンヒェンが指揮をする運びとなりましたことをここにお知らせ申し上げます。

なお、指揮者変更にともなうチケットの払い戻しは致しません。ご理解くださいますよう、お願い申しあげます。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

■新指揮者 プロフィール
ハルトムート・ヘンヒェン Hartmut Haenchen
ドレスデン生まれ。少年時代よりドレスデン聖十字架合唱団の団員として活躍。ドレスデン音楽大学で指揮と声楽を学び優秀な成績で卒業。同時に声楽指導の資格も取得。
バイロイト音楽祭や、カラヤンのもとで研鑽を積んだ後、R.フランツ声楽アカデミーのディレクター及びハレ響の指揮者として第一歩を踏み出す。1971年、C.M.vウェーバー指揮コンクール優勝。
1972年、ザクセン州ツヴィッカウ市立劇場の首席指揮者に就任すると同時に、ベルリン州立歌劇場にデビュー。同歌劇場では86年まで常任客演指揮者を務める。76年〜79年メクレンブルク州立歌劇場の音楽監督、80年〜96年ベルリン・コーミッシェ・オーパーの常任客演指揮者を務める。
80年、ベルリンのC.Ph.Eバッハ室内管弦楽団の音楽監督に就任。同時期にドレスデン音楽大学の教授にも任命されている。86年〜02年ネザーランド・フィル及びネザーランド室内管弦楽団の首席指揮者、86年〜99年ネザーランド・オペラの音楽監督を務める。同歌劇場での「ニーベルングの指環」チクルス上演後、06年までの首席客演指揮者の契約に変更。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ドレスデン州立歌劇場管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団に何度も招かれている他、世界各地のオーケストラに客演している。世界の著名歌劇場への客演も多く、ヘンヒェンの指揮した英国ロイヤルオペラでのオペラはローレンス・オリヴィエ賞に輝いている。録音多数。ドイツ人としては初めて、オランダ女王から獅子騎士勲章を受章、ザクセン州芸術院の会員でもある。また、08年10月6日にはドイツ連邦最高の勲章、連邦功労十字勲章を受章。音楽に関する執筆も多く、著書には14巻に及ぶ“Mahler’s Fictitious Letters” (マーラーの架空の書簡)やワーグナーに関する本などがある。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

公演情報ページは下記をご参照下さい。
2009/2010シーズンオペラ「ヴォツェック」