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2009年4月17日

オペラ「修禅寺物語」指揮者決定のお知らせ

オペラ「修禅寺物語」公演に関して、下記のように発表いたします。

新国立劇場2008/2009シーズン オペラ「修禅寺物語」に関しまして、指揮を予定しておりました若杉弘が体調不良のため、外山雄三が指揮をする運びとなりましたことをここにお知らせ申し上げます。


なお、指揮者交代にともなうチケットの払い戻しは致しません。ご理解くださいますよう、お願い申しあげます。

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■指揮者 プロフィール
外山雄三 Toyama Yuzo
1931年東京生まれ。東京音楽学校(現在の東京芸術大学)で作曲を学び、在学中の1951年「クラリネット、ファゴット、ピアノのための<三つの性格的断片>」で第20回音楽コンクールに入賞。1952年卒業と同時にNHK交響楽団に打楽器練習員として入団。1954年には指揮研究員となり、1956年9月にNHK交響楽団を指揮してデビュー、以後各オーケストラに数多く客演を開始。1958年から1960年にかけてウィーンに留学。1960年NHK交響楽団の世界一周演奏旅行に同行し、ヨーロッパ各地12ヶ国で演奏。指揮者としてばかりでなく自作の「管弦楽のためのラプソディー」によって作曲家としてもその名をひろめた。その後1964年、1966年、1979年のNHK交響楽団海外公演を指揮、1979年にはNHK交響楽団正指揮者に就任。1985年にはニューヨークで開催された国連40周年記念コンサートにNHK交響楽団とともに出演、全世界に放送された。国内では大阪フィル、京都市響、名古屋フィル、神奈川フィル、仙台フィルの要職を歴任。海外でも日本を代表する指揮者・作曲家として、たびたびオーケストラや国際コンクールなどに招かれている。オペラ指揮の分野でも、その緻密な音楽作りが高く評価されており、1999年三善晃作曲「支倉常長<遠い帆>」、2006年一柳慧作曲「愛の白夜」各初演での圧倒的名演が記憶に新しい。新国立劇場では1999年に原嘉壽子創作委嘱昨品「罪と罰」を指揮した。作曲の分野でも数多くの作品を手掛け、オペラ、バレエ音楽、ミュージカル、劇音楽、交響曲、協奏曲、管弦楽曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲など多岐にわたる。
1963年第12回尾高賞、1981年第1回有馬賞、1983年第14回サントリー音楽賞、1999年文部大臣表彰、2000年第48回尾高賞を受賞。現在、NHK交響楽団正指揮者、スウォン・フィルハーモニック管弦楽団名誉指揮者(韓国)を務めている。愛知県立芸術大学客員教授。

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公演情報ページは下記をご参照下さい。
オペラ「修禅寺物語」