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2009年3月30日

オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」「修禅寺物語」指揮者変更のお知らせ

オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」「修禅寺物語」公演に関して、下記のように発表いたします。

新国立劇場2008/2009シーズン オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」に関しまして、指揮を予定しておりました若杉弘は、昨年秋の体調不良(急性膵炎)が年末に完治し、公演に向けてのリハビリに励んでおりましたが、再度体調を崩し、当面入院加療を要するとの診断をうけたため、代わってミハイル・シンケヴィチが指揮をする運びとなりました。

また、同じく指揮を予定しております6月の「修禅寺物語」につきまして、指揮は困難であるとの本人意思を確認したため、新国立劇場では現在この対応を検討しております。

なお、指揮者交代にともなうチケットの払い戻しは致しません。ご理解くださいますよう、お願い申しあげます。

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■指揮者 プロフィール
ミハイル・シンケヴィチ Mikhail Sinkevich
1969年モスクワ生まれ。サンクトペテルブルク音楽院の合唱指揮、オペラ・シンフォニー指揮科を卒業後、ベラルーシにてオペラ・バレエ指揮者としての活動を始める。2000年より、ヴァレリー・ゲルギエフによってマリインスキー劇場に音楽監督代理として招かれ、「スペードの女王」「サトコ」「イーゴリ公」「ルスランとリュドミラ」「皇帝に捧げた命(イヴァン・スサニン)」「ムツェンスク郡のマクベス夫人」などのロシア・オペラから、「フィガロの結婚」「ランメルモールのルチア」「仮面舞踏会」「マクベス」「ドン・カルロ」「蝶々夫人」「トゥーランドット」「ラインの黄金」「ワルキューレ」「さまよえるオランダ人」「サロメ」など数多くのオペラを指揮する。マリインスキー劇場の海外ツアーにも数多く参加し、2002年にはバレエ「ラ・バヤデール」、03年は「マクベス」でメトロポリタン歌劇場にデビュー。また、01年はゲルギエフの音楽アシスタントとしてウィーン・フィルとマリインスキー劇場合唱団とともに「ムツェンスク郡のマクベス夫人」でザルツブルク音楽祭に、マリインスキー劇場のプロダクション「サロメ」の指揮でメルボルン音楽祭に、03年、04年にはバレエ指揮で、英国ロイヤルバレエにデビューしている。コンサート指揮者としても活躍しており、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ベルリオーズ、シェーンベルク、フォーレなど、幅広いレパートリーを持つ。新国立劇場初登場。
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公演情報ページは下記をご参照下さい。
オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

オペラ「修禅寺物語」