2008年2月29日
新国立劇場開場当初から当バレエ団で活動を開始し、新国立劇場バレエ団のほぼ全ての作品で主役を踊ってきた山本隆之が平成19年度(第58回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞しました。
■受賞理由
バレリーナに眼を奪われがちなバレエだが、それも傍らでサポートしリフトする男性の力業あってのこと。近年はダイナミックな跳躍など男性のテクニックが著しく発展し、バレエダンサーの活躍は眩いほどである。山本隆之氏は新国立劇場バレエ団の古典や、新作「オルフェオとエウリディーチェ」(三月)、「椿姫」(十一月)で主役を務め、輝かしい技量と存在感に加えて、作品解釈でも深い洞察力を見せた。いまや日本のバレエを力強く牽引するスターである。(文化庁プレス発表資料より)
![]() ▲「オルフェオとエウリディーチェ」 | ![]() ▲牧阿佐美の「椿姫」 |