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2008年1月23日

官能の“サロメ”に挑むナターリア・ウシャコワを
紹介します

東京でサロメのデビュー ついにこの役を歌うときが来た

今欧米で注目のソプラノ、ナターリア・ウシャコワがこのサロメ役に挑みます。サンクト・ペテルブルクでアンナ・ネトレプコと共に学び、「椿姫」ヴィオレッタ、「スペードの女王」リーザ等で高い評価を得るウシャコワ。タイトルロール・サロメは説得力のある歌唱や演技に加え、官能的な踊りまで要求される難役。彼女にとって初役となるこの役でいよいよ日本デビューです!!

オペラ「サロメ」は20世紀最大の作曲家R.シュトラウスの傑作。O.ワイルドのスキャンダラスな戯曲を原作に1905年に初演、一大センセーションを巻き起こしました。
新国立劇場での「サロメ」は2000年4月に初演、今回で4回目となります。豊麗かつ大胆で緊張度の高い音楽は、世界中で聴衆を刺激し続けています。当劇場のプロダクションは、バイエルン州立歌劇場(故エファーディング演出)の秀作で、舞台中央に巨大な古井戸を据え、迫力と妖しさが漂います。

ただ今、前売券絶賛発売中です。
美しい声と容姿を兼ね備えた注目のソプラノ、ナターリア・ウシャコワ。どうぞお聞き逃し、お見逃しなく!!
 
新国立劇場ボックスオフィス 03−5352−9999

 

                   ■ウシャコワWebサイト
                   ■「サロメ」公演情報はこちら

 

―新国立劇場のオペラファンへのメッセージ―
日本のオペラ・ファンの皆様は、世界で一番素晴らしいお客様だ、と歌手仲間から聞いています。そんなファンの方々に「サロメ」でお会いできることをとてもうれしく思います。ぜひ、私のサロメを見に、聴きにお越しください!ベストを尽くします!

新国立劇場・情報誌 ジ・アトレ2008年1月号より




注目のソプラノ!!ウィーン国立歌劇場での「椿姫」が絶賛の的!!
ヴィオレッタを歌ったナターリア・ウシャコワの見せた集中力あふれる演技、ひとつひとつの誇り高い動きから放たれる力、すらりとした身体を折り曲げるたびに感じられる、大切なものを失った痛み、そのいずれもがなんという素晴らしさであったことか!そして痛みが聞こえてくるほどの表現力のあるその声は、愛情に満ちた恍惚感に達する。ウシャコワは、やわらかく、静かな声と、輝かしい高音と非の打ちどころのないコロラトゥーラの両方で観客を虜にし、観客は大喝采と歓声で応えた。 

<OZ誌、2006年6月26日:「椿姫」プレミエ>


 

ウシャコワの声は美しくリリカルで、高音では見事に花開く。高音域から、中音域、低音にいたるまで滑らかだ。美しく死を迎えるだけではなく、魂までも絞りきるヴィオレッタに久しぶりに出会えた。容姿も美しいロシア出身のウシャコワは、同郷の人気ソプラノ歌手になんらひけをとるところはない。     

<ノイエ・メルクール紙、2007年4月:ウィーン国立歌劇場「椿姫」>



ソプラノのナターリア・ウシャコワの歌は絶品で、それまで聴いたことのない色彩を浮き彫りにするだけではなく、パートナーにインスピレーションを与え、ともに歌唱の面でも、演技の面でも立派なオペラに仕上げてみせた。 

<オーパングラス誌、2005年3月:「スペードの女王」プレミエ>