2007年2月6日
バレエ「眠れる森の美女」(2007年2月)公演アンケートにお寄せいただいたお客様の声をご紹介いたします。
○ご覧いただいた公演はいかがでしたか。
82%のお客様から「良かった」以上の声をいただきました。詳細は以下のとおりです。
「特に良かった」44%、「良かった」38%、「普通」11%、「あまり良くなかった」7%、「良くなかった」1%
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○ご意見・ご感想より(ご掲載をご許可いただいたものよりご紹介いたします。)
「私はピアノをやっていて『眠れる森の美女』を連弾で弾くので、どんな作品かなぁ、と思い観てみました。とても華やかで、まさに私の求めている感じだったので、とても今、満ちたされた気持ちです。バレエはもちろん素晴らしかったのですが、舞台美術や衣裳が「オーロラ姫」のイメージなのか、オーロラ色というか、パステル系でかわいらしく、それにキラキラ感もあり、目を奪われてしまいました!!そして主役のアナスタシアさんが、華奢で、かわいくて、若くて美しい姫の役にぴったりでした。この作品を観るのは初めてでしたが、初心者にピッタリで、とても楽しめました!!」 (20代、女性)
「チェルネンコとマトヴィエンコのオーロラ&デジレがものすごくお似合いで、とても感動した。2人とも、スタイルや立ち姿、足のあがり方などが全然違っていて、すごく魅了された。ちょっとしたパ・ド・ドゥなどでも、ほとんど音がしないし。この2人の日にして本当に良かった。あと、リラの精がとても安定した踊りで上手だと思った。『眠り』は本当に観ているだけで楽しい。」 (30代、女性)
「素晴らしいです。何回観ても、うっとりと夢の世界に誘われます。世界に誇りうる公演だと思います。どうぞ今後とも、レパートリーに定着され、多くの人に夢を与え続けてください。」 (60代、女性)
「音大に在籍しており、学校の映像資料で世界の様々な『眠れる森の美女』を見てきたが、それらに劣らぬばかりか、勝っている素晴らしい高水準のバレエだった。踊り、衣裳、大道具など、どれも豪華絢爛で圧倒された。噴水も一瞬面食らったが、背景と実によく合っており、花のワルツのところでは、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートのバレエの様で感動した。児童バレエも華を添えていた。機会があれば、是非もう一度観たい。BRAVO!!」 (20代、男性)
「初めてプロのバレエを観ました。初めは少しも言葉を話さないし、普段聞きなれない、タユタユしたクラシックだったので眠かったのですが、慣れるにしたがってすごく面白くなりました。言葉がないのに、言葉が聞こえてくるようでした。技術って3階席のお客でもうならせることができるんですね。すごかったです。」 (20代、女性)
「一つ一つの踊りが音楽など全てが素晴らしく、とても感動しました。バレエを観るのは今日が初めてだったので、始まる前は正直楽しめるかどうか不安でした。けれど実際に始まってオープニングの音楽が流れ出し、そして幕が開いた途端、舞台に吸い込まれるようにして見入ってしまいました。とてもキレイな演奏、まさに指先まで神経が通っているような踊り、そして、あまり踊らずにいる後ろの方の人達の気迫もすごく伝わってきて、すごいステージだったと思います。今まであまり知らなかったバレエだったけれど、今日観に来て大きな感動を与えてくれるものだとわかりました。今回は一人だったのですが、次回は友達も誘ってみようと思います。本当にありがとうございました。これからも頑張ってください。」 (20歳未満、男性)
「やはり“生”はいいなと思いました。テレビで見るのとは全然違う迫力があり、感動しました。初めて『眠り』を観たのですが、このスケールの迫力とドラマチックな展開にすっかり虜になってしまい、夢中で見終えてしまった様な感じです。」 (20代、女性)
「満を持してというか、待ちに待った川村真樹さんの主役デビューを観ることができて本当に幸せです。とても感動してます。個人的にものすごいファンだからかもしれませんが、いつもどんな役でも、川村さんには釘付けにされるので、今回は相当だと思っていましたが、想像以上でした。ただ、一昨年前のリラの精も本当に素晴らしかったので、もう一度拝見したいという希望もあります。が、今後もどんどん主役を演じていってほしいと思います。新国立のプリンシパルになってほしい。」 (30代、女性)
「舞台、衣裳、ソリスト、その他演奏とともに全て良し。」 (60代、男性)
「テクニックと余裕ある演技で観客に訴えかけ印象に残る点を考えて見事に演じきった。足の長さで静止するポイントが余裕あり、印象付ける跳躍とキレのある回転で十分楽しめた。」 (50代、男性)
「『眠れる森の美女』を観るのも、アナスタシアも今回が初めてですが、彼女のしなやかな踊りには思わずうっとりしてしまい、長い作品にもかかわらず、時間を忘れさせてくれるほど素晴らしかったと思います。今回、新国立は2回目ということですが、また是非みたいプリマの一人です。舞台演出も豪華でいい週末の一日になりました。」 (40代、男性)
「・マトヴィエンコ: 筋肉が柔らかい感じで、安定感があり、安心してみていられた。技術的にはかなり高いものをもっている。
・チェルネンコ: 長身スタイルがよく、とてもエレガント。キエフにはこのような逸材がいるのですね。
・高橋有里: 村の娘役をよく自分の個性を引き出して踊っていた。
・トレウバエフ: 躍動していて大変良い」 (40代、男性)
「チェルネンコの初々しいオーロラ姫とマトヴィエンコの颯爽としたデジレ王子のコンビが抜群に良かった。その他リラの精の西川貴子さんも素敵でした。そして、カラボスのマッシモ・アクリも。コール・ド・バレエも。第2幕第1場と2場の間奏曲での東響のコンマス、ニキティンのソロが秀逸だった。」 (50代、男性)
「とても華やかで、美しさに感動しました。オーロラ姫の優雅な踊りに見とれました。また次回、観る作品も楽しみにしています。」 (40代、女性)
「大好きな作品です。2組(2月2日、4日)とも素晴らしかった!!音楽、照明、装置とも美しく、夢の時空を遊んだ感じです。素敵な作品ありがとうございました。秋の『椿姫』楽しみです。以前希望作品の中に入れて書いたのですが、早くも現実になり、それも牧先生のオリジナル版が拝見できるなんて、ワクワクです。」 (40代、女性)
「求婚者4人の小芝居が面白い!初日はマイレンさんばかりに注目していましたが、実は4人ともいい味出していました。統制のとれたコール・ドで、カツラの似合う、似合わないは気にならなかった。真忠さん、キラキラ輝いていました。ローズアダージオは相当緊張されていた様子でしたが、針に刺されてから倒れこむまでは圧巻、演技がお上手でした。特に良かったのは、幻影の場で王子の顔を見た瞬間、かすかな笑みを浮かべ、100年間とても淋しい思いをしてきたことがよく伝わってきました。山本さんと、ドラマチックな世界を作り上げていました。山本さんも幻影の場、特に良かったです。オーロラを助けようと必死で、とても情熱あふれる王子でした。相変わらずのノーブルぶりに本日も感激いたしました。この方は本当に『新国の宝』だと思います。次の大阪公演では絶対に彼を主役にしてほしいです。」 (20代、女性)
「船がきれいだった。寺島ひろみさんのサファイアの精がきれいだった。寺島まゆみさんの白いこねこがおもしろかった。」 (20歳未満、女性)
「真忠さんがきれいでした。外国人ダンサーを呼ばなくても、日本人ダンサーで務まるのではありませんか。何にしろ、主役級が脇を固めているのですから。」 (70代以上、男性)