2006年6月12日
2005/2006シーズン新制作「こうもり」がプレミエを迎えます。これに先立ち11日(日)、ジ・アトレ会員によるゲネプロ見学会を開催しました。多くのご応募の中から今回は抽選で20名様のジ・アトレ会員と、新入会のジ・アトレ会員20名様をご招待、様々なご感想をいただきました。その一部をご紹介いたします。
■「こうもり」公演情報はこちら。
<ゲネプロ見学会 ご感想>
●最高、こんな楽しいオペレッタ初めて。(70代 女性)
●とても楽しい舞台でした。何度でも見たくなる作品です。(30代 男性)
●最高に素晴らしい出来映えでした。これまでに観た「こうもり」の中では群を抜いている。新鮮で、かつ伝統的ウィーンの雰囲気もとどめて生まれ変わっている。主役の歌唱もこれまでよりすばらしく、特にグスタフソン、中嶋彰子さん。彼女は歌唱、演技ともますます才能を開花させている。(60代 女性)
●登場人物のすべての演技が達者で、一幕目から楽しさがあふれた舞台でした。アンサンブルも見事な調和でした。(40代 女性)
●「オペラ」というと構えてしまうのですが、こんなに楽しく大笑いしながら観られるものだとは思いませんでした。オペラを観終わって焼酎が飲みたくなるとは思わなかった。ダンスもきれいでした。「どこかで聴いたことがある」という曲がたくさんありました(特にオペラファンではないのに・・・)。名作なんですね。オルロフスキー公爵を女性が演ずるのは最初違和感がありましたが、途中から何も気にならなくなりました。宝塚みたいでかっこよかったです。ただ、「掛け合い」のおもしろさが、タイミング的に字幕では表現できないのが残念。(40代 男性)
●オペラは少し敷居が高いかと思っていたけど、「こうもり」は洒落ていて笑いもあり、踊りもありで楽しかった。日本人が楽しめる洒落も随所に入っていて、思わず「うまい!」と口から出てしまった。オペラ入門編に「こうもり」が当たって良かった。(30代 女性)
●純粋に笑える演出、振付になっていて、日常を離れてオペレッタに浸るのには大変にお勧めできる。フロッシュとオルロフスキー公爵が役にはまっていて、第2幕以降は爆笑状態でした。舞台設定も新国立劇場らしいオーセンティックで丁寧なもので、演出との相性も良いと思う。(40代 男性)
●5年間待っていました。まず舞台、装置が明るく軽く感じられました。みなさんの衣装もモダンでびっくり。アデーレとアルフレードが思ったよりすばらしい声でした。日本語のせりふもまじり楽しめました。短期間でこれだけのものにするには大変だったでしょう。バレエも素敵で楽しみました。(50代 女性)
●歌手の方々の演技力がすばらしかった。特に外国の方々のユーモアたっぷりの仕草は思わず笑いを誘われる。せりふに日本語が出てくるのには驚いた。この演出はにくい心遣いだ。客席も一気に空気がやわらぎ、舞台と一体感が増したと思う。とても楽しかったです。(50代 女性)
●奇をてらったところも無く「こうもり」の面白さ、楽しさを魅力たっぷりに伝えてくれる演出で、特にフロッシュのアルフレードやフランクの掛け合いはユーモア十分でよかった。ブレンデルをはじめツィトコーワ、レイフェルクスと役になり切っていたようだった。中嶋彰子のアデーレも当たり役かもしれない。プレミエが非常に待ち遠しい!序曲からフィナーレまで素晴らしい演奏を聞かせてくれたヴィルトナーと東フィルもなかなか。(20代 男性)
●ゲネプロは初めてだが途中に指揮者や演出家が注文をつけたりするのかと思っていたが、全く違っていた。まさに公演を待つばかりの状態で、これなら成功疑いなしだ。こうもりはLDを含め色々見たが、今回の演出は軽快なテンポで劇を作り、アドリブも中々楽しく、とても良い演出だと思った。一幕では家の外で室内の劇を進めるなど面白いアイデアだし、装置もなかなか洒落ていた。二幕の公爵低なども雰囲気が良く出ていた。(あまり資金をかけなくて華やかな感じが出ていた)(70代 男性)
●今までいくつもの「こうもり」を見たが、どれにも負けない。一幕が屋外という設定は初めてだがそれほど違和感を感じなかった。アール・ヌーヴォー調のセットも秀逸。全体として非常によく仕上がっていた。とても素晴らしいプロダクションです!(60代 男性)
●ウィーン情緒たっぷりの名歌手ぞろいの演奏で大変楽しかった。演出も新鮮ですばらしかった。特にアイゼンシュタインはヘルマン・プライを思わせる見事なものであったし、レイフェルクスの別の一面も見られたのは楽しかった。歌手があくまでも歌いやすい演出で好感がもてた。本当に楽しかった!(70代 男性)