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2006年5月24日

バレエ「こうもり」ウルリック役、
5月26日に小嶋直也が、27,28日に八幡顕光が出演。

5月公演「こうもり」のウルリック役で全日出演予定だったルイジ・ボニーノが来日後のリハーサルの中の怪我のため、公演前半5月19、20、21日を小嶋直也(新国立劇場バレエ団登録ダンサー)が出演いたしました。ルイジ・ボニーノは怪我の回復に努めておりましたが、回復が思わしくなく今回は降板いたします。
26日は小嶋直也が、27、28日は八幡顕光が出演いたします。何卒ご了承ください。

▲小嶋直也2002年「こうもり」初演時ステージより

▲小嶋直也2003年「マノン」
ステージより

 

●小嶋直也 <新国立劇場バレエ団登録ダンサー>
長野県出身。86年橘バレエ学校入学と同時に牧阿佐美バレヱ団に入団。牧阿佐美、三谷恭三に師事した。88年、全国舞踊コンクール・ジュニア部門で優勝後、ヴァルナ国際バレエコンクール・ジュニア部門でも日本人男性初の第1位を受賞。90年の牧阿佐美バレヱ団の「くるみ割り人形」で主役を務める。94年には初の日本人ダンサーとしてアメリカン・バレエシアターに1年間招かれる。98年に中川鋭之助賞を受賞し、7月にはヴァルナ国際バレエコンクール、ガラ・コンサートに招待され、出演している。97年新国立劇場開場より新国立劇場バレエ団ソリストとして「眠れる森の美女」をはじめ、「白鳥の湖」「ジゼル」「ドン・キホーテ」「ラ・シルフィード」「ラ・バヤデール」等で主役を務め、99年には橘秋子賞・優秀賞を受賞。2002/03シーズン9月の公演「こうもり」(初演)では、ウルリック役を好演し新境地を開いた。04/05シーズンより新国立劇場バレエ団登録ソリスト、同年牧阿佐美バレヱ団のバレエマスターを務める。牧阿佐美バレヱ団の公演にも出演し、05年3月「三銃士」で国王ルイ13世、12月「くるみ割り人形」でドロッセルマイヤーなどのほか、06年3月、牧阿佐美バレヱ団創立50周年記念・高円宮憲仁殿下追悼「ア ビアント〜だから、さよならはいわないよ」で若き日の王を踊る。今回の新国立劇場出演は03年12月「シンデレラ」以来久しぶりの登場となる。急遽出演となった5月19,20,21日「こうもり」ウルリック役で久しぶりの新国立劇場登場となり、客席から連日拍手喝采を浴びた。

▲八幡顕光2006年「カルミナ・ブラーナ」
ステージより

▲八幡顕光2006年「白鳥の湖」
ステージより


撮影:瀬戸秀美

 

●八幡顕光 <新国立劇場バレエ団コール・ド・バレエ> 
 東京都出身。石井清子バレエ研究所にて、石井清子、安達悦子に師事。02年オールジャパンバレエユニオンコンクール 第2位セーヌ賞受賞。03年新国立劇場バレエ研修所に第2期生として入所。研修所時代には新国立劇場バレエ公演「ロメオとジュリエット」、「ライモンダ」などに出演。05年新国立劇場バレエ団にコール・ド・バレエとして入団。ビントレー(BRB芸術監督、「カルミナ・ブラーナ」振付家)の抜擢で、大役を射止めた。その後06年1月「白鳥の湖」道化、3月「ナチョ・ドゥアトの世界」の「ドゥエンデ」に出演し、好評を博した。