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2006年5月17日

バレエ「こうもり」ウルリック役キャスト変更のお知らせ

5月公演<「こうもり」のウルリック役で全日出演予定だったルイジ・ボニーノが来日後のリハーサルの中の怪我のため、公演前半5月19、20、21日は小嶋直也(新国立劇場バレエ団登録ダンサー)が出演いたします。現在ルイジ・ボニーノは怪我の回復に努めておりますため、後半26、27、28日の出演者については、追ってお知らせいたします。
何卒ご了承ください。

▲小嶋直也

▲2002年初演「こうもり」のステージより
撮影:瀬戸秀美

 

●小嶋直也
長野県出身。86年橘バレエ学校入学と同時に牧阿佐美バレヱ団に入団。牧阿佐美、三谷恭三に師事した。88年、全国舞踊コンクール・ジュニア部門で優勝後、ヴァルナ国際バレエコンクール・ジュニア部門でも日本人男性初の第1位を受賞。90年の牧阿佐美バレヱ団の「くるみ割り人形」で主役を務める。94年には初の日本人ダンサーとしてアメリカン・バレエシアターに1年間招かれる。98年に中川鋭之助賞を受賞し、7月にはヴァルナ国際バレエコンクール、ガラ・コンサートに招待され、出演している。97年新国立劇場開場より新国立劇場バレエ団ソリストとして「眠れる森の美女」をはじめ、「白鳥の湖」「ジゼル」「ドン・キホーテ」「ラ・シルフィード」「ラ・バヤデール」等で主役を務め、99年には橘秋子賞・優秀賞を受賞。2002/03シーズン9月の公演「こうもり」(初演)では、ウルリック役を好演し新境地を開いた。04/05シーズンより新国立劇場バレエ団登録ソリスト、同年牧阿佐美バレヱ団のバレエマスターを務める。牧阿佐美バレヱ団の公演にも出演し、05年3月「三銃士」で国王ルイ13世、12月「くるみ割り人形」でドロッセルマイヤーなどのほか、06年3月、牧阿佐美バレヱ団創立50周年記念・高円宮憲仁殿下追悼「ア ビアント〜だから、さよならはいわないよ」で若き日の王を踊る。今回の新国立劇場出演は03年12月「シンデレラ」以来久しぶりの登場となる。