新国立劇場について メニュー

2005年10月20日

「カルミナ・ブラーナ」出演のカウンターテナー、
ブライアン・アサワ来日!!
 

 

ブライアン・アサワ プロフィール


●ブライアン・アサワ Brian Asawa <カウンターテナー>
新世代カウンターテナーの最前線にいる実力派。バロック音楽の世界的に著名な指揮者たちに才能を見出され、表舞台に出る。日系3世で、音楽をサンタクルスUCとUCLA、南カリフォルニア大学で学ぶ。歌手としてのキャリアはNYメトロポリタン歌劇場のNational Council Auditionsでカウンターテナーとして初めて優勝した1991年にスタートした。91〜92年にサンフランシスコ・オペラで若手歌手として2年活動した後、94年にプラシド・ドミンゴの国際コンクール「オペラリア」でカウンターテナーとして初めて優勝し、シアトル・オペラの96〜97年の「年間アーティスト」に選ばれた。2004・2005シーズンはバルセロナのリセウ歌劇場で「ジュリオ・チェーザレ」、「ボリス・ゴドゥノフ」に、ワシントンではヘンデルの「メサイア」でアルト歌手として、サンディエゴ・オペラでは「こうもり」のオルロフスキー、バイエルン州立歌劇場で「サウル」などに出演。さらにNYメトロポリタン歌劇場、マドリードのテアトロ・レアル、英国ロイヤルオペラ、パリ・オペラ座など世界の一流歌劇場に出演している。2005・2006シーズンはハンブルグ州立歌劇場で世界初演の「エンジェルズ」や「ジュリオ・チェーザレ」「三人姉妹」、ミネソタ・オーケストラとの競演でヘンデルの「メサイア」、シアトル・オペラとウィーン国立歌劇場でも主要な役で出演する予定。今回の出演が新国立劇場初登場となる。

 

<参考>
ブライアン・アサワ出演のオペラ映画がDVDで出ています。

ストラヴィンスキーの新古典主義オペラを、美しいロケーションで贅沢に映画化した作品のDVD化。話題の日系カウンターテナー、ブライアン・アサワがなんと女装で映画デビューを飾った話題作。

●ストラヴィンスキー:オペラ映画「道楽者のなりゆき」
・指揮:エサ=ペッカ・サロネン
    スェーデン放送交響楽団
・キャスト
アン・・・・・・・・・・バーバラ・ヘンドリックス
トム・レイクウェル・・・グレッダ・フェデリー
ニック・シャドウ・・・・ホーカン・ハーゲゴード
トルコ女ババ・・・・・・ブライアン・アサワ
収録:1995年スタジオ収録

2005年11月23日発売 WPBS-90181 119分 DVD