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2005年9月30日

開幕公演「カルミナ・ブラーナ」始動!!!
最新情報@ビントレー来日、
リハーサル開始

 10月29日に初日を迎える「カルミナ・ブラーナ」のリハーサルのため当作品の振付家であり、バーミンガム・ロイヤルバレエの芸術監督であるデヴィッド・ビントレーが9月上旬に来日、新国立劇場バレエ団のダンサーたちとのリハーサルが始まった。20日余りに渡った前半のリハーサルで全ての振り写しを終え、ほぼキャスティングも決まった。バーミンガム・ロイヤルバレエの開幕公演のため、ビントレーは一旦帰国10月に再来日する。
写真すべて:瀬戸秀美
 

▲リハーサル中のビントレー。鏡に写っているのは湯川麻美子と山本隆之

▲運命の女神フォルトゥナを演じる湯川麻美子と神学生3を演じる山本隆之

 

キャスト
●運命の女神フォルトゥナ
シルヴィア・ヒメネス(29.3.5日)
湯川麻美子(30.4.6日)
●神学生3
イアン・マッケイ(29.3.5日)
山本隆之(30.4.6日)
●神学生1
グリゴリー・バリノフ(29.3・5日)
中村誠(30・4.6日)
●神学生2
吉本泰久(29、30、3、5、6日)  
八幡顕光(4日)
●恋する女
さいとう美帆(29.3.5日)
高橋有里(30.4.6日)
●ローストスワン
真忠久美子(29.3.5日)
寺島まゆみ(30.4.6日)

▲恋する女を演じるさいとう美帆と
神学生1を演じるグリゴリー・バリノフ

▲ローストスワンを演じる真忠久美子

 

◎役柄について
●運命の女神フォルトゥナ:幕開きのソロから登場、7cmのハイヒールに目隠しをして踊る。神学生3との官能的なパ・ド・ドゥも見どころ。
●神学生1:青春を謳歌し恋する神学生
●神学生2:酒に溺れ暴力に走る怒れる神学生
●神学生3:愛欲に溺れる神学生
●ローストスワン:古典バレエでは白鳥は純潔の象徴でもあるが、ここでは丸焼きにされた白鳥でショーガールのような衣裳を着ける。食いしん坊たちに性的な意味でも食べられてしまう。
●恋する女:若く愛らしく男の子が大好きで頭が軽めなキャラクター。

▲表情の指導。ビントレーとノーテーターのパトリシア・ティアニー

▲神学生2を演じる吉本泰久