新国立劇場からのお知らせ

びわ湖ホールとの連携・協力に関する協定について

 

 公益財団法人びわ湖芸術文化財団と公益財団法人新国立劇場運営財団は、それぞれが運営する滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールと新国立劇場との連携・協力に関する協定を11月26日(月)に締結しました。

 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールとはこれまでにも地域招聘公演「三文オペラ」「ミカド」の上演や新国立劇場バレエ団のびわ湖ホール公演を実施しており、今年7月には、オペラ「トスカ」にびわ湖ホール声楽アンサンブルが加わり東京と滋賀で連続上演するなど、協力関係を築いて来ました。

 さらに来年7月、「オペラ夏の祭典2019-20Japan⇔Tokyo⇔World」として新国立劇場と東京文化会館が共同制作するオペラ「トゥーランドット」の、びわ湖ホール公演が決まっております。

 今回の協定は、それぞれの劇場等で実施する公演のほか、人材の交流・育成などについて緊密な協力関係を築き、連携を深めることで、劇場事業の活性化に資するとともに、地域における実演芸術の普及向上、教育及び文化の振興に寄与すること、ひいてはわが国の芸術文化の振興に貢献することを目指しています。

 新国立劇場は東京藝術大学ほか10大学、および国立青少年教育振興機構と協定を締結しており、劇場との締結は今年4月の公益財団法人札幌市芸術文化財団(札幌文化芸術劇場 hitaru)、10月の公益財団法人東京都歴史文化財団(東京文化会館)に続き3例目となります。

 今後も、様々な形で連携・協力関係を構築し、文化芸術の振興普及に努めてまいります。

(左より)山中隆 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール館長、畑中裕良 公益財団法人新国立劇場運営財団総務部長
                                                (写真提供:びわ湖ホール