新国立劇場からのお知らせ
平成28年度 新国立劇場 研修所入所式が行われました
オペラ研修所第19期生(5名)、バレエ研修所第13期生(7名)、演劇研修所第12期生(16名)の入所式が
オペラ劇場ホワイエにて行われました。
最初に、新国立劇場理事長と各研修所長が式辞を述べました。
「次世代芸術家の育成は新国立劇場の大きな使命です。世界に通用する一流の舞台人を目指して、
プライドを持ってベストを尽くし精進してください。」(尾﨑元規理事長)
「日々の学びの中に無駄なものはひとつもありません。人としての感性、心を置き去りにせず、
喜びを持って修行してください。」(永井和子オペラ研修所長)
「バレエの動きは運動と違いますので、順番通りにできたからといって終わりではありません。
音楽と動きの意味をよく考え、理想を高く持って研修していただきたいと思います。」
(牧阿佐美バレエ研修所長)
「自立した俳優を目指し、24時間、365日学び、全てを自己管理の下に行う覚悟を決めてください。
一緒に頑張りましょう。」(宮田慶子演劇研修所長)
続いて、文化庁長官と日本芸術文化振興会理事から、温かなご祝辞をいただきました。
「何ものにもぶれることのない芸術を志す中で、
美や調和を保つために苦境に耐える力・意思が必要になる時が来るでしょう。
苦しいことを心から楽しんでください。」(宮田亮平文化庁長官)
「限られた研修期間に大いに学び、知識や経験を自分のものとして、すべての経験を
将来花開くための元手としてください。」(平林正吉日本芸術文化振興会理事)
引き続き、全日本空輸株式会社 篠辺修代表取締役社長より、本年4月新設されたオペラ研修所への支援
「ANAスカラシップ」の認定証が授与されました。
「『努力は嘘をつきません』この言葉を1番大事なこととして新入生の皆さんに贈ります。
日本を代表し、世界に通用するプロになれることを祈っております。
今後、新国立劇場研修所を多くの方々に知っていただき、応援頂けるよう
お手伝いしたいと思っております。」
(全日本空輸株式会社 篠辺修代表取締役社長)
次に入所生の自己紹介が行われ、各研修所の新入所生が今後の研修生活に向けての抱負を語りました。
また、在所生からは三研修所合同の歓迎パフォーマンスが披露されました。
オペラ研修生、演劇研修生は3年間、バレエ研修生は2年間にわたり、国内外で活躍する一流の講師陣による実習や講義のほか、新国立劇場の中劇場、小劇場での研修公演に出演するなど、多様なカリキュラムに取り組みます。
新国立劇場から誕生する、次代を担うオペラ歌手、バレエダンサー、俳優にご期待ください。
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