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わが町案内版

文庫本の帯

今回の『わが町』は、このブログで「水曜ワイルダー約1000字劇場」を連載いただいている水谷八也さんの新翻訳でお届けするのですが、これまでに色々な方に翻訳されてきました。古くは森本薫さんから、最近では柴幸男さんが翻案した『わが星』という岸田國士戯曲賞受賞作もあります。

海外の翻訳戯曲を多く出版しているハヤカワ演劇文庫では、鳴海四郎さん訳の『わが町』が2007年に発行されています。そこで今回、新国立劇場の『わが町』上演に合わせて、文庫本に帯を掛けていただきました。よく本屋さんで、“テレビドラマ化決定!”とか“来春、映画公開!”という帯が掛かった書籍がありますが、あんな感じですね。小堺さん、斉藤さんの大きめの写真が人目を引くデザインになっています。首都圏ターミナル駅の主要な書店に置いてありますので、お手にとっていただければと思います。

ちなみに、水谷さんの翻訳(今回の上演版)は、同じ早川書房から出ている演劇誌『悲劇喜劇』2011年1月号でお読みになることができます。2つの翻訳を読み比べてみても面白いかも知れません。本屋さんの棚の中でも、『わが町』盛り上がってきています!(ま)

ハヤカワ演劇文庫『わが町』(鳴海四郎訳)

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