翻訳
平野啓一郎 ひらの・けいいちろう
京都大学法学部卒。99年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、2002年発表の大長編『葬送』をはじめ、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。主な著書に『一月物語』『高瀬川』『滴り落ちる時計たちの波紋』『顔のない裸体たち』『あなたが、いなかった、あなた』『決壊』『モノローグ(エッセイ集)』『ディアローグ(対談集)』『小説の読み方 感想が語れる着眼点』『ドーン』『かたちだけの愛』。11年9月より『モーニング』にて長篇小説『空白を満たしなさい』を連載中。ほかの受賞歴に平成12年度第18回京都府文化賞 奨励賞、『決壊』にて08年第59回芸術選奨文部科学大臣新人賞 、『ドーン』にて09年第19回ドゥマゴ文学賞受賞など。戯曲の翻訳は今回初めてとなる。