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ノルウェーを舞台に、海のような強い生命力を秘める女性を描いたイプセンの傑作


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2014/2015シーズン
「海の夫人」
Fruen fra havet
小劇場
 

「JAPAN MEETS...─現代劇の系譜をひもとく─」シリーズの第十弾として、イプセン作『海の夫人』が登場。宮田慶子芸術監督の演出で上演したシリーズ第一弾『ヘッダ・ガーブレル』に続き、今回もアンネ・ランデ・ペータスと長島確によるノルウェー語からの新翻訳を、宮田演出でお贈りします。

個人の自由意志と夫婦の繋がりを描き1888年に出版された本作は、翌年ノルウェーとドイツで同時上演され大成功をおさめ、北欧諸国でも相次ぎ上演されました。

自由を求め、海のような強い生命力を秘めた神秘的な主人公エリーダには、独特の存在感でますます輝きを放つ麻実れい。新国立劇場には『サロメ』以来3年ぶりの登場です。そして、エリーダを大きな存在で包み込む夫ヴァンゲル役には、2013年3月『長い墓標の列』で力強い演技をみせた村田雄浩があたります。

東京公演後には全国公演も予定しています。

動画

 
   
  

公演日程・チケット

公演日程

2015年

5/13

5/14

5/15

5/16

5/17

5/18

5/19

14:00託児マーク小.jpg

13:00

13:00 14:00
18:30 18:30

2015年

5/20

5/21

5/22

5/23

5/24

5/25

5/26

14:00

14:00

13:00

13:00託児マーク小.jpg 14:00
18:30

2015年

5/27

5/28

5/29

5/30

5/31

14:00

13:00託児マーク小.jpg

13:00
18:30託児マーク小.jpg 18:30 18:00

 

託児マーク小.jpg託児室<キッズルーム「ドレミ」をご利用いただけます。  

上演予定時間:約3時間(1・2・3幕90分 休憩15分 4・5幕75分)
※時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィスまでお問い合わせください。(5月12日更新)

 

★新国立シアタートーク(入場無料。ただし満席の場合、制限有)

5月20日(水)公演終了後 小劇場

出演:麻実れい/村田雄浩/宮田慶子  司会:中井美穂

●入場方法:本公演のチケットをご提示ください。

 

マンスリー・プロジェクト(入場無料・要申込み)

リーディング公演『スザンナ』ヨン・フォッセ作

5月24日(日)18:00、26日(火)19:00 小劇場 

翻訳:アンネ・ランデ・ペータス/長島 確

演出:宮田慶子

出演:青山眉子/津田真澄/山﨑 薫 

●募集期間:4/7(火)~

 

 

 

==全国公演==

6/6(土)13:00

兵庫県立芸術文化センター TEL:0798-68-0255


チケット料金(税込)

※4月23日(木)午前10時より、A席1公演につき10追加販売いたします。

チケットのお求めは、ボックスオフィス03-5352-9999(電話・窓口)のみとなります。

このお席につきましては、舞台美術および演出の都合上、一部の場面などで見えにくい場合がございます。

予めご了承の上、お買い求めください。

席種

A席B席
5,400円 3,240円

 

>座席表PDFファイルを開きます

クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

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前売り開始日

会員先行販売期間:2015年2月22日(日)~3月3日(火)
一般発売日:2015年3月7日(土)

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座席表

座席表はこちらPDFファイルを開きます

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スタッフ・キャスト

スタッフ

ヘンリック・イプセン
翻訳
アンネ・ランデ・ペータス、長島 確
演出
宮田慶子

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美術
池田ともゆき
照明
中川隆一
音響
上田好生
衣裳
半田悦子
ヘアメイク
川端富生
演出助手
渡邊千穂
舞台監督
福本伸生
  • イプセン(HP).jpeg

    (作)

    ヘンリック・

    イプセン

  • (翻訳)

    アンネ・ランデ・ペータス

  • (翻訳)

    長島 確

  • (演出)

    宮田慶子

プロフィール

【作】ヘンリック・イプセン(Henrik Johan Ibsen)
「近代演劇の父」と呼ばれ、シェイクスピア以降最も盛んに上演されている劇作家。1828年ノルウェー生まれ。50年、処女戯曲『カティリーナ」を執筆。浪漫主義期、思想劇をへて、近代リアリズム劇を確立。その後、象徴主義的な傾向の作品を描いた。主な戯曲として『ペール・ギュント』『人形の家』『幽霊』『人民の敵』『野鴨』『海の夫人』『ヘッダ・ガーブレル』『棟梁ソルネス』『小さなエイヨルフ』など。生涯に戯曲26作および詩集1作を発表。1906年没、国葬。
【翻訳】アンネ・ランデ・ペータス(Anne Lande Peters)
翻訳家、演劇学者。神戸生まれ、日本とノルウェーで育ち、オスロ大学と早稲田大学で日本演劇を学ぶ。三島由紀夫、岡田利規、吉本ばなななどをノルウェー語に、イプセンの『ヘッダ・ガーブレル』とヨン・フォッセの『スザンナ』(両方とも長島確との共訳、新国立劇場で2010年に上演)を日本語に翻訳。現在、オスロ大学イプセン研究センターのプロジェクト「イプセン・イン・トランスレーション」の一員として、イプセンの現代劇を次々と新たに日本語に翻訳中。オランダ在住。
【翻訳】長島 確(ながしま・かく)
ドラマトゥルク・翻訳家。立教大学フランス文学科卒。P・ブルック作品の字幕操作を機に、戯曲の翻訳に取り組み始める。日本でまだ数少ないドラマトゥルクとして、コンセプトの立案から上演テキストの編集・構成まで、身体や声とともにあることばを幅広く扱う。新国立劇場では『ヘッダ・ガーブレル』『効率学のススメ』翻訳。ほかの参加作品に『アトミック・サバイバー』『4.48サイコシス』『長短調(または眺め身近め)』『グラン・ヴァカンス』『四谷雑談集+四家の怪談』など。アートプロジェクト『墨田区/豊島区/三宅島在住アトレウス家』『長島確のつくりかた研究所』を主導。著書に『アトレウス家の建て方』、訳書にベケット『いざ最悪の方へ』。ミクストメディア・プロダクト、中野成樹+フランケンズ所属。東京藝術大学、立教大学、日本大学芸術学部、座・高円寺劇場創造アカデミー講師。
【演出】宮田慶子(みやた・けいこ)
1957年生まれ、東京都出身。新国立劇場演劇部門、芸術監督。
80年、劇団青年座(文芸部)に入団。83年青年座スタジオ公演『ひといきといき』の作・演出でデビュー。翻訳劇、近代古典、ストレートプレイ、ミュージカル、商業演劇、小劇場と多方面にわたる作品を手がける一方、演劇教育や日本各地での演劇振興・交流に積極的に取り組んでいる。
新国立劇場演劇研修所講師・サポート委員。社団法人日本劇団協議会常務理事、日本演出者協会副理事長。主な受賞歴に、94年第29回紀伊国屋演劇賞個人賞(青年座『MOTHER』)、97年第5回読売演劇大賞優秀演出家賞(青年座『フユヒコ』)、98年芸術選奨文部大臣新人賞(新国立劇場『ディア・ライアー』)、2001年第43回毎日芸術賞千田是也賞、第9回読売演劇大賞最優秀演出家賞(青年座『赤シャツ』『悔しい女』、松竹『サラ』)など。上記以外の主な演出作品に、青年座『ブンナよ、木からおりてこい』『妻と社長と九ちゃん』『をんな善哉』、松竹『愛は謎の変奏曲』『恋の三重奏』『ガブリエル・シャネル』、ホリプロ『ノイゼズオフ』『エレファントマン』『ペテン師と詐欺師』、パルコ『ふたたびの恋』『LOVE30』、アトリエ・ダンカン『伝説の女優』など。新国立劇場では上記『ディア・ライアー』のほか、『かくて新年は』『美女で野獣』『屋上庭園』を演出。芸術監督就任後は2010/2011シーズン『ヘッダ・ガーブレル』『わが町』『おどくみ』、2011/2012シーズン『朱雀家の滅亡』『負傷者16人─SIXTEENWOUNDED─』、2012/2013シーズン『るつぼ』『長い墓標の列』『つく、きえる』、2013/2014シーズン『ピグマリオン』『永遠の一瞬』、2014/2015シーズン『三文オペラ』。

キャスト

麻実れい 村田雄浩 大石継太 眞島秀和
橋本 淳 横堀悦夫 太田緑ロランス 山﨑 薫

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プロフィール

エリーダ ◇ 麻実れい(あさみ・れい)
1970年宝塚歌劇団に入団。80年雪組トップスターとなり、85年退団。以降、『シカゴ』『マクベス』『ハムレット』『蜘蛛女のキス』『二十世紀』『サラ』『桜の園』『オイディプス王』『タイタス・アンドロニカス』『AOI/KOMACHI』などミュージカル、古典、翻訳劇の話題作に出演し、数々の演劇賞を受賞している。2004年、第54回芸術選奨文部科学大臣賞、06年紫綬褒章受章。最近の主な舞台に『かもめ』『コースト・オブ・ユートピア』『冬のライオン』『おそるべき親たち』『トップ・ガールズ』『キネマの天地』『炎 アンサンディ』など。新国立劇場には『くしゃみ』『箱根強羅ホテル』『夏の夜の夢』『山の巨人たち』『サロメ』に出演。
ヴァンゲル ◇ 村田雄浩(むらた・たけひろ)
テレビ『青が散る』『翔ぶが如く』などを経て、1992年、伊丹十三監督『ミンボーの女』、中島丈博監督の『おこげ』で、日本アカデミー賞他数々の映画賞を受賞。 その後、映画『マルタイの女』『ゴジラ2000ミレニアム』『釣りバカ日誌イレブン』『壬生義士伝』、テレビ『炎立つ』『ちゅらさん』、橋田壽賀子ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』、舞台『ガラスの動物園』『イーハトーボの劇列車』『もとの黙阿弥』などで活躍。『風の盆ながれ唄』で2007年文化庁芸術祭優秀賞を受賞する。近年の舞台として12年『雪やこんこん』『あつ苦しい兄弟』、新国立劇場では『長い墓標の列』に出演。
アーンホルム ◇ 大石継太(おおいし・けいた)
1960年、大阪府出身。1983年より、蜷川スタジオに参加。代表作に2000年『真夏の夢』、01年『マクベス』、04年『お気に召すまま』、08年『新・雨月物語』(演出:鐘下辰男)、09年『ムサシ』、14年『太陽2068』『ジュリアス・シーザー』(演出:蜷川幸雄)等、多数に出演。映画・テレビの映像作品にも精力的に出演している。㈱レディバード所属。新国立劇場では『たとえば野に咲く花のように』『つく、きえる』に出演。
見知らぬ男 ◇ 眞島秀和(ましま・ひでかず)
1976年11月13日、山形県出身。李相日監督の映画デビュー作『青 chong』で、俳優としての道をスタート。オーディションで出演が決まったNHKスペシャルドラマ『海峡』で評価を得る。以降、映画、テレビドラマ、CM等幅広く活躍。ドラマでは、『ゲゲゲの女房』『なぜ君は絶望と闘えたのか』『軍師官兵衛』『失恋ショコラティエ』『まっしろ』など。映画では、『スウィングガールズ』『血と骨』、2015年2月公開『悼む人』『くちびるに歌を』などがある。
リングストラン ◇ 橋本 淳(はしもと・あつし)
東京都出身。TV、映画、舞台と幅広く活躍。主な出演作【舞台】『トロワグロ』(作・演出:山内ケンジ)、『HISTORY BOYS』(演出:小川絵梨子)、柿喰う客『世迷言』(演出:中屋敷法仁)、『耳なし芳一』(演出:宮本亜門)、『阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ』(演出:河原雅彦)、『レシピエント』(演出:G2)、【TV】『連続テレビ小説 ちりとてちん』『WATERBOYS2』【映画】『風が強く吹いている』(監督:大森寿美男)など。新国立劇場では『わが町』『温室』『ピグマリオン』に出演。

  • 麻実れい

  • 村田雄浩

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    大石継太

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    眞島秀和

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    橋本 淳

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    横堀悦夫

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    太田緑ロランス

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    山﨑 薫

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ものがたり

 北部ノルウェーのフィヨルドにのぞむ小さな町。
 灯台守の娘エリーダは、初老の医師ヴァンゲルと結婚し、先妻の二人の娘ボレッテとヒルデとともに穏やかに暮らしていた。エリーダには、かつて結婚の約束を交わしていた船乗りの恋人がいた。恋人との関係が途絶え、生活が保証されたヴァンゲルの後妻となり愛される日々を過ごしてきたが、生まれたばかりの息子を亡くし、ここ数年は精神が不安定で空虚な生活を過ごしている。毎日海で泳いでばかりいるエリーダを近所の人々は、「海の夫人」と呼んでいた。
 そんな中、突然かつての恋人が現れ、一緒にここを出ていこうと言われるエリーダ。自分の意志で結婚したわけでなく、ずっと自由へのあこがれを胸に秘めていたエリーダは、海と同じ引力を持つその男の登場で心揺れるが......。

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チケット購入時の注意・割引について

チケット購入時の注意

  • 車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィス(TEL:03‐5352‐9999)までお問い合わせください。
  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近くの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむを得ない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

割引等のご案内

  • 高齢者(65歳以上)、学生、障害者、ジュニア割引がございます。ボックスオフィスにてお申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(高齢者、学生割引はチケットぴあ一部店舗でもご利用いただけます。Webボックスオフィス、他のプレイガイドでは受付できません。それぞれ、年齢を確認できるもの・学生証・障害者手帳が必要になります。)
  • 当日学生割引(50%割引/Z席を除く):公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。1人1枚。電話予約不可。要学生証。

チケット取り扱い

チケットぴあ

0570-02-9999

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【Pコード:441-255】

イープラス

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ローソンチケット

0570-000-407(オペレーター受付)

0570-084-003(Lコード:36088)

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CNプレイガイド

0570-08-9999(オペレーター受付)

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