
1930年、ニューヨーク生まれ。これまでに『サタデー・ナイト』『ローマで起こった奇妙な出来事』『カンパニー』『フォーリーズ』『リトル・ナイト・ミュージック』『スウィーニー・トッド』『メリリー・ウィー・ロール・アロング』『アサシンズ』『ロード・ショー』などの作曲および作詞、『ウエスト・サイド・ストーリー』『ジプシー』『ワルツが聞こえる』などの作詞、『キャンディード』の追捕作詞、映画『薔薇のスタビスキー』や『レッズ』の音楽、『ディック・トレイシー』の劇中歌、テレビ『イーブニング・プリムローズ』の音楽を手がける。アンソロジー作品として『サイド・バイ・サイド・バイ・ソンドハイム』『ソンドハイム・オン・ソンドハイム』なども発表されているほか、ソンドハイムの歌詞を集めた『フィニッシング・ハット』『ルック、アイ・メイド・ア・ハット』が出版されている。2010年にはブロードウェイの「ヘンリー・ミラー劇場」が、ソンドハイムの功績を讃え、「ソンドハイム劇場」と改称された。『サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ』で1985年のピュリッツァー賞、2000年に第12回高松宮殿下記念世界文化賞演劇・映像部門を受賞。
新国立劇場では、『太平洋序曲』が2000年と02年に、『Into the Woods』が04年と06年に、上演されている。

ブロードウェイにて、ソンドハイムの『サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ』『Into the Woods』『パッション』の脚本・演出を、『メリリー・ウィー・ロール・アロング』の演出を手がける。また、ウィリアム・フィンと、後に『ファルセット』としてブロードウェイ上演を果たした『マーチ・オブ・ザ・ファルセット』と『ファルセットランド』を共作したほか、『ニュー・ブレイン』『マッスル』『リトル・ミス・サンシャイン』なども共作。そのほか、ブロードウェイでの演出作品として『ゴールデン・チャイルド』『アンネの日記』『アムール』『スペリング・ビー』など。また、HBO製作のドキュメンタリー番組『シックス・バイ・ソンドハイム』でも監督を担当、エミー賞にノミネートされる。2014年12月公開の映画『Into the Woods』(監督:ロブ・マーシャル)では脚本を担当している。
これまでに12回、トニー賞にノミネートされており、ドラマ・デスク・アワード、ピーボディ・アワード、ピュリッツァー賞など、受賞多数。11年、長年の舞台芸術への功労により、Theater Hall of Fame殿堂入り。

上智短期大学英語学科、東京女子大学文理学部英米文学科卒業。小田島恒志、山内あゆ子両氏に師事。これまでに東急文化村、パソナ、新国立劇場などからの依頼で多くの作品の下訳を手掛けている。2009年、新国立劇場『シュート・ザ・クロウ』(小田島恒志氏との共訳)で本格的に翻訳家としてデビュー。14年には新国立劇場『星ノ数ホド』を翻訳。
青山学院大文学部卒。大学在学中に初めて書いた歌詞が急遽レコード化され、以来、多くのアーティストに作品を提供、多彩なヒット曲を生む。同時に、海外ミュージカルの翻訳・訳詞も多数。主なヒット曲:サーカス「Mr.サマータイム」、竹内まりや「ドリーム・オブ・ユー」、大橋純子「サファリ・ナイト」、一風堂、SHAZNA「すみれSeptember Love」ほか。近年のミュージカル:『ダンス・オブ・ヴァンパイア』『マリー・アントワネット』『レベッカ』『ミュージカル Pippi』『この森で、天使はバスを降りた』『ウーマン・イン・ホワイト』『三銃士』『リトルショップ・オブ・ホラーズ』『Blues in the night』『Triangle』シリーズvol.1&2、『ディートリッヒ』『ルドルフ~ザ・ラスト・キス』『シラノ』『モンテ・クリスト伯』『ラブ・ネバー・ダイ』『カルメン』『シェルブールの雨傘』
ピアニスト、作・編曲家、プロデューサー
東京都出身。1978年に渡米。L.A.にてアレンジを学びながらジャズシーンで活躍。86年に帰国後は、ジャズピアニストとしての活動だけに留まらず、スタジオ・プレイヤーとして数千曲に及ぶレコーディングに参加する一方、サザンオールスターズ、浜崎あゆみ、中島美嘉、ゴスペラーズ、GLAY、平原綾香、JUJU、森山良子、加藤登紀子など幅広いジャンルのアーティストのアレンジ、プロデュース、テレビドラマ『拝啓、父上様』『歸國』や、ミュージカル『フレディ』『PURE LOVE』の作曲など、その活動の範囲は多岐にわたる。最近ではJUJU「DELICIOUS」、「DELICIOUS ~JUJU's JAZZ 2nd Dish~」のサウンド・プロデュース、サザンオールスターズ「蛍」弦・管編曲を担当。自身のアルバムとしては、「BLUE IN GREEN」「Shimaken Super Sessions」などがある。
1980年、劇団青年座(文芸部)に入団。83年青年座スタジオ公演『ひといきといき』の作・演出でデビュー。翻訳劇、近代古典、ストレートプレイ、ミュージカル、商業演劇、小劇場と多方面にわたる作品を手がける一方、演劇教育や日本各地での演劇振興・交流に積極的に取り組んでいる。
公益社団法人日本劇団協議会常務理事、日本演出者協会副理事長。主な受賞歴に、94年第29回紀伊国屋演劇賞個人賞(青年座『MOTHER』)、97年第5回読売演劇大賞優秀演出家賞(青年座『フユヒコ』)、98年芸術選奨文部大臣新人賞(新国立劇場『ディア・ライアー』)、2001年第43回毎日芸術賞千田是也賞、第9回読売演劇大賞最優秀演出家賞(青年座『赤シャツ』『悔しい女』、松竹『サラ』)など。上記以外の主な演出作品に、青年座『ブンナよ、木からおりてこい』『妻と社長と九ちゃん』『をんな善哉』、松竹『愛は謎の変奏曲』『恋の三重奏』『ガブリエル・シャネル』、ホリプロ『ノイゼズオフ』『エレファントマン』『ペテン師と詐欺師』、パルコ『ふたたびの恋』『LOVE30』、アトリエ・ダンカン『伝説の女優』など。新国立劇場では上記『ディア・ライアー』のほか、『かくて新年は』『美女で野獣』『屋上庭園』を演出。芸術監督就任後は2010/2011シーズン『ヘッダ・ガーブレル』『わが町』『おどくみ』、2011/2012シーズン『朱雀家の滅亡』『負傷者16人─SIXTEEN WOUNDED─』、2012/2013シーズン『るつぼ』『長い墓標の列』『つく、きえる』、2013/2014シーズン『ピグマリオン』『永遠の一瞬─Time Stands Still─』、2014/2015シーズン『三文オペラ』『海の夫人』。
- 美術:伊藤雅子
- 照明:中川隆一
- 音響:荒川和彦
- 効果:上田好生
- 衣裳:半田悦子
- 振付:前田清実
- 歌唱指導:伊藤和美
- ヘアメイク:川端富生
- 演出助手:西 祐子
- 舞台監督:澁谷壽久
- 芸術監督:宮田慶子
- 主催:新国立劇場
- 共催:TBS
- 後援:TBSラジオ
ジョルジオ
井上 芳雄(いのうえ よしお)
クララ
和音 美桜(かずね みおう)
以降、娘役として『殉情』、『黎明の風』等数々の作品に出演。08年に同劇団
退団後、10年より本格的に舞台復帰。
主な出演作に、『レ・ミゼラブル』(ファンテーヌ役)、『レディ・ベス』、『デュエット』、『ルドルフ ザ・ラスト・キス』、『三銃士』、『ウーマン・イン・ホワイト』など。
新国立劇場には初登場となる。
フォスカ
シルビア・グラブ
そのほかのおもな出演作に『ショーガール』、『Shoes On!』、『TITANIC』など。
新国立劇場では『Into the Woods』に出演。