小川絵梨子演劇芸術監督から皆様へのメッセージ(4月7日)

この度のコロナウイルス感染症の拡大状況と政府からの要請を鑑みて、新国立劇場演劇は『反応工程』の公演を延期することとなりました。またギャラリープロジェクト演劇のおしごとシリーズ~衣裳家とは?~のトークセッションは、映像配信または延期を予定しております。

楽しみに待っていて下さった皆さま、オーディションから含めて1年以上前から関わって下さっていたキャスト、スタッフの皆さま、企画に関わって下さった全ての方々に心よりお詫び申し上げます。『反応工程』に関しましては、初日の変更の後に、更にこの様な形になってしまい、申し訳ございませんでした。大変に残念でありますが、感染拡大における安全性を憂慮し今回の判断となりました。

『反応工程』はフル・オーディション企画の第二弾でもあります。他の企画同様に、劇場にとって掛け替えのない大切な公演であり、延期とはなりますが、できる限り遠くない時期での公演を調整して参ります。時期が決定致しましたら改めてご報告させて下さいませ。

新型コロナウイルスによる影響はあまりにも甚大で、多くの方々が、心身の苦しみと不安と戦っておられます。しかし必ずやこの先に出口はあると信じております。日本中、世界中の方々の健康と日々の生活が戻ってくることを心より祈っております。

新国立劇場だけではなく、日本のあらゆる舞台公演を観客の皆さまに楽しんで頂ける日はきっと戻って参ります。安心して劇場にお越しいただき、共に日本中の舞台を楽しんで頂ける時まで、劇場として歩みを止めず、出来る事を前向きに進めていきたいと思います。

最後になりましたが、どなたも今、大変な日々を過ごされておられると思います。何卒お体をお労わりくだますようお願い申し上げます。また劇場でお目にかかれる日を心待ちにしております。

演劇芸術監督 小川絵梨子