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演劇「桜の園」が初日を迎えました


演劇「桜の園」が初日を迎えました。

 

ロシアを代表する作家アントン・チェーホフが文字通り心血を注いで完成させた生涯最後の戯曲「桜の園」。1904年のモスクワ初演以来、世界各国で上演され続け、わが国でも最も親しまれた西洋戯曲のひとつとなっています。

 

帝政末期の南ロシア,領地である「桜の園」にラネーフスカヤ一行がある日パリから帰国する。彼女は破産状態にありながらも浪費と享楽的な生活を止められない。そして,ついに先祖代々の美しい「桜の園」は競売にかけられるが......。

 

「いろんな人間関係のはざまに、人生の意味、宇宙の全貌が垣間見えるというような、独特のスリルがありますね」と語るのは、意外にもチェーホフ作品を手がけるのは今回が初となる演出の鵜山仁。ラネーフスカヤ役には田中裕子、ロパーヒン役に柄本佑と、豪華かつ魅力的な俳優陣が揃います。

感情の機微が緻密に描かれたこの戯曲が、小劇場の濃密な空間でどのように立ち現れるのか、どうぞご期待ください。

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(右より)田中裕子、柄本 佑

 

○公演詳細はこちら

 


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演劇「桜の園」の開幕です
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チェーホフが暮らしたメリホヴォ村の写真を展示しております

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過去の公演資料展示も充実
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シリーズ「チェーホフ・魂の仕事」プログラム販売中