研修所ニュース

オペラ研修所出身歌手の活動状況紹介(東京二期会オペラ劇場〈二期会名作オペラ祭〉『魔笛』)

9月8日(水)から12日(日)まで東京文化会館大ホールにて上演された東京二期会オペラ劇場「魔笛」に、当研修所出身の種谷典子(第16期修了、ソプラノ)と近藤圭(第9期修了、バリトン)が出演しました。
近藤のパパゲーノ役は、2016年1月26日(火)、新国立劇場2015/2016シーズン公演「魔笛」に急遽出演し大喝采となった役で、新国立劇場オペラへの本格デビューを飾った記念すべき役です。
近藤の最近の活躍ぶりは目覚ましく、2020年10月「新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室2020「魔笛」ロームシアター京都)」への同役での出演ほか、新国立劇場オペラ 2020/2021シーズン開幕公演「夏の夜の夢ディミートリアス役に出演しています。

近藤圭2_色2.jpg
近藤圭(第9期修了、バリトン)


種谷は、今回がパパゲーナ役デビュー公演。
種谷パパゲーナは、絶望の淵にあったパパゲーノを救うばかりでなく、「パパパ」のデュエットによって劇場全体を幸福感で満たしました。
種谷の今後に期待が高まります。

種谷典子1-2.jpg
種谷典子(第16期修了、ソプラノ)


東京二期会オペラ劇場「魔笛」の公演情報はこちら

オペラ研修所では、当劇場出身歌手の活躍を、オペラ公演を中心に紹介して参ります。
素晴らしい上演が続く日本オペラ界とその一翼を担う当研修所出身歌手たちの活躍にどうぞご期待ください。

(写真は東京文化会館楽屋エリアにて、協力:株式会社二期会21)