ANAスカラシップ認定証授与式が行われました
令和2年度ANAスカラシップ認定証授与式が6月18日(木)に新国立劇場リハーサル室にて行われました。
この授与式は例年入所式にて行われ、本年は全日本空輸株式会社(ANA)の平子裕志代表取締役社長よりANAスカラシップ認定証をいただく予定でしたが、4月に予定していた入所式が中止となったため、この度、新国立劇場 尾﨑元規理事長が代理となり授与式が行われ、今年度はオペラ研修所第22期生5名、バレエ研修所第16期生7名が新たな認定者となりました。
授与式では、尾﨑理事長から今般のコロナ禍にあっても揺るぎない支援を続けてくださるANAへの感謝の言葉と、研修生へお祝いの言葉が述べられました。続いて、尾﨑理事長よりANAスカラシップ認定証と記念品が授与され、研修生たちは、このスカラシップへの感謝の気持ちを胸に、今後の研修への意気込みを新たにしていました。
昨年度はこの「ANAスカラシップ」により、オペラ研修生はミラノ、ミュンヘンにて海外研修を行い、バレエ研修生はロシアのワガノワ・バレエ・アカデミーにて海外研修を行いました。今年度も、認定を受けたオペラ研修生、バレエ研修生は、海外研修が実施できる環境が整った場合、研修を行う予定です。ANAスカラシップのもとでさまざまな支援を受け、一層充実した研修に励んでまいります。
また、昨年度より開始された「ANAによる若手俳優育成のための国内事業支援」により演劇研修所第14期生は島根県松江市の「しいの実シアター」での国内研修を予定しています。