オペラ研修所20期生がミラノ・スカラ座海外研修から帰国しました!
今年度も「ANAスカラシップ」により第20期生が9月22日~10月15日までの1か月弱、ミラノ・スカラ座アカデミー(Accademia Teatro alla Scala)での研修プログラムに参加しました。
およそ1ヶ月間にわたってミラノに滞在し、生活を送りながらスカラ座での研修プログラムにのぞんだ20期生。
世界のオペラ界を担ってきた第一陣の講師の方々から歌のレッスンやディクション指導、演技指導等の充実したカリキュラムにより、テクニックや表現だけでなく、歌手として各自の目指すべき方向やレパートリー作りなど、多方面からの指導を受けることができました。
今年度からミラノスカラ座アカデミーの在所生たちと最後の一週間研修を共に受けることができました。
現地に赴いたことで得られた多くの体験から、それぞれが今後の課題をよりいっそう見出すことになりました。
研修生らのこれからの音楽人生にとって、大きな財産となることでしょう。
また、2週目の終わりにはスカラ座の建物に併設された博物館の一室で、ミニ・コンサートが行われ、研修の成果を披露しました。
アンコールでは日本歌曲「春」「もみじ」を披露いたしました。
在ミラノ日本国総領事館より雨宮総領事ご夫妻がお越しくださり、終演後には研修生たちに激励のおことばをいただきました。
オペラ研修所の次回公演は3月8日(金)~10日(日)『ドン・ジョヴァンニ』(W.A.モーツァルト)を中劇場で予定しております。
研修生達の今年度の研修の集大成ともいえる公演を、皆様ぜひご覧ください。
詳細は決定し次第ホームページ等でお知らせいたします。
下段©Marcello Chiappalone
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