研修所ニュース

オペラ研修生がANAグループの入社式に招かれました

新国立劇場オペラ研修所に新たな支援制度『ANAスカラシップ』が誕生しました。

日本人ならではの感性と個性を発揮して、世界に誇れる歌い手となることを夢みるオペラ研修生にとって、このスカラシップにより欧米での海外研修の充実が図られることは大変うれしく、同時にその責任の大きさに身の引きしまる思いです。

⇒3月25日配信付け新国立劇場と全日本空輸株式会社による「ANAスカラシップ」創設に関するリリースはこちら

  

本プロジェクトのスタートとして、4月1日(金)に羽田空港のANA機体メンテナンスセンターにて行われたANAグル-プ合同入社式にオペラ研修生が招かれました。社会人としてこれから大きな一歩を踏み出す新入社員と、プロのオペラ歌手を目指す日本の若き芸術家である研修生。新入社員紹介コーナーに続く特別コーナーでは、大画面のスクリーンにオペラ研修生の氏名が掲示されるとともに、新国立劇場及びオペラ研修所の意義や本スカラシップ制度創設の経緯、さらには今後の活動内容について紹介がありました。

  

入社式に参加した研修生は、「ANAホールディングス片野坂真哉代表取締役社長の『技を磨き、一人ひとりが自己ベストを尽くそう』という思いに感銘を受けました。今後の研修の充実に向けてより一層励んでいきたい」と意気込みを語りました。

  

  

         入社式の様子                  ANA機体前での記念撮影

  

本年11月8日(火)には、新国立劇場中劇場にて本スカラシップ制度によるイタリア等での海外研修の成果を披露する歌唱コンサート「Young Opera Singers Tomorrow 2016」が予定されています。ANAでは、今後、機内誌等の様々な媒体を通して研修生の姿を配信してくださるとのことです。

  

今後ともオペラ研修生へのご支援を宜しくお願い致します。