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2022/2023シーズン

ジュゼッペ・ヴェルディリゴレット<新制作>

Rigoletto / Giuseppe Verdi
全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
公演期間:
2023年5月18日(木)~6月3日(土)
予定上演時間:
約2時間40分(第1幕60分 休憩30分 第2・3幕70分)

Introductionはじめに

ヴェルディの数々の名曲が綴る、
愛と呪いと復讐のドラマを新制作で!

ヴェルディ中期の傑作にして人気作『リゴレット』を新制作いたします。富と権力にものを言わせ放蕩無頼の生活を送るマントヴァ公爵、道化師として公爵に媚びを売る顔と娘を愛する父というふたつの顔をもつリゴレット、その娘で純粋一途なジルダを軸に、愛、呪い、復讐の悲劇が繰り広げられます。「女心の歌」「慕わしき人の名は」「悪魔め、鬼め!」など数々の名アリアで彩られる一方、美しい重唱が多いのも『リゴレット』の魅力。なかでも第3幕の四重唱「美しい恋の乙女よ」は、オペラ史上最も美しい四重唱と称されています。
エミリオ・サージ演出のプロダクションはビルバオ・オペラとリスボン・サン・カルロス歌劇場の共同制作で初演後、バレンシアのソフィア王妃芸術宮殿でも上演され、現代的な視点で作品の演劇性と登場人物の孤独とにクローズアップし、大成功を収めたものです。
タイトルロールにはヴェルディ・バリトンとして世界を飛び回るロベルト・フロンターリ、ジルダには『ドン・パスクワーレ』ノリーナで喝采をさらった新世代のコロラトゥーラ・ソプラノ、ハスミック・トロシャン、マントヴァ公爵には同役をフィレンツェ、ローマ、トリノなどで歌っている大型の若手テノール、イヴァン・アヨン・リヴァスが出演。指揮にはイタリアの名匠マウリツィオ・ベニーニが登場、オペラファンには見逃せない公演です。

Schedule公演日程

公演日程

2023年5月18日(木)19:00

2023年5月21日(日)14:00 バックステージツアー

2023年5月25日(木)14:00

2023年5月28日(日)14:00 託児サービス利用可 バックステージツアー

2023年5月31日(水)14:00

2023年6月3日(土)14:00

託児サービス利用可 ...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。

バックステージツアー ...バックステージツアー実施日(抽選)

予定上演時間

約2時間40分(第1幕60分 休憩30分 第2・3幕70分)

  • 大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。

会 場

ご注意事項

  • ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
  • 5月31日(水)は2階・3階の一部に学校団体が入る予定です。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【指 揮】マウリツィオ・ベニーニ
  • 【演 出】エミリオ・サージ
  • 【美 術】リカルド・サンチェス・クエルダ
  • 【衣 裳】ミゲル・クレスピ
  • 【照 明】エドゥアルド・ブラーボ
  • 【振 付】ヌリア・カステホン
  • 【舞台監督】髙橋尚史
  • 指揮マウリツィオ・
    ベニーニ
  • 演出エミリオ・サージ
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キャスト

  • 【リゴレット】ロベルト・フロンターリ
  • 【ジルダ】ハスミック・トロシャン
  • 【マントヴァ公爵】イヴァン・アヨン・リヴァス
  • 【スパラフチーレ】妻屋秀和
  • 【マッダレーナ】清水華澄
  • 【モンテローネ伯爵】須藤慎吾
  • 【ジョヴァンナ】森山京子
  • 【マルッロ】友清 崇
  • 【ボルサ】升島唯博
  • 【チェプラーノ伯爵】吉川健一
  • 【チェプラーノ伯爵夫人】佐藤路子
  • 【小姓】前川依子
  • 【牢番】高橋正尚
  • 【合唱指揮】三澤洋史
  • 【合 唱】新国立劇場合唱団
  • 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
  • リゴレットロベルト・
    フロンターリ
  • ジルダハスミック・
    トロシャン
  • マントヴァ公爵イヴァン・
    アヨン・
    リヴァス
  • スパラフチーレ妻屋秀和
  • マッダレーナ清水華澄
  • モンテローネ伯爵須藤慎吾
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  • Production of ABAO Bilbao Opera

Profile

【指揮】マウリツィオ・ベニーニ(Maurizio BENINI)

メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤルオペラなど世界の主要歌劇場、音楽祭で活躍する指揮者。ボローニャ歌劇場『ブルスキーノ氏』でデビュー後、ミラノ・スカラ座に1992年『湖上の美人』でデビュー。スカラ座、ロッシーニ・オペラ・フェスティバル、英国ロイヤルオペラ、エディンバラフェスティバルなどで活躍。ボローニャ歌劇場管弦楽団、サンチャゴ・ムニシパル劇場首席指揮者、ナポリ・サンカルロ歌劇場首席客演指揮者などを歴任。最近では、メトロポリタン歌劇場『ルチア』『ドン・パスクワーレ』『ロベルト・デヴェリュー』『セビリアの理髪師』『清教徒』『セミラーミデ』『マノン』、アムステルダムで『イル・トロヴァトーレ』、英国ロイヤルオペラ『ナブッコ』『椿姫』『シチリアの晩鐘』、チューリヒ歌劇場『カプレーティ家とモンテッキ家』、テアトロ・レアル『イル・トロヴァトーレ』『海賊』、モンテカルロ歌劇場『ルイザ・ミラー』『ファルスタッフ』、パリ・オペラ座『イル・トロヴァトーレ』、オランダ国立オペラ『セビリアの理髪師』『ナブッコ』、英国ロイヤルオペラ『椿姫』、ブエノスアイレス・コロン歌劇場『リゴレット』、チューリヒ歌劇場『夢遊病の女』を指揮。新国立劇場には98年『セビリアの理髪師』以来の登場となる。

【演出】エミリオ・サージ(Emilio SAGI)

哲学、文学、音楽学博士、オビエド名誉市民。1980年オビエドで『椿姫』を演出してデビュー。90~99年マドリード・サルスエラ劇場監督、2001~05年マドリード・テアトロ・レアル芸術監督、08年~15年ビルバオ・アリアガ劇場芸術監督。バロック期のサルスエラから現代オペラまで手がけ、ボローニャ歌劇場、フェニーチェ歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オデオン座、ローマ歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、フィラデルフィア・オペラ、ヒューストン・グランド・オペラ、ウィーン・フォルクスオーパー、アン・デア・ウィーン劇場、イスラエル・オペラ、ジュネーヴ大劇場、ストラスブール・ラン歌劇場、ボルドー歌劇場、マリインスキー劇場、香港オペラフェスティバル、ロッシーニ・オペラ・フェスティバル、ザルツブルク音楽祭、オビエド・カンポアモール劇場、ビルバオ・アリアガ劇場、ソフィア王妃芸術宮殿、バルセロナ・リセウ大劇場、テアトロ・レアルなどの著名劇場や音楽祭で活躍。カンポアモール・リリカル・アワード、「Ópera Actual」誌最優秀スペイン人演出家賞、アルゼンチン批評家賞などを受賞。20年スペイン政府芸術功労章受章。スペインのオペラ劇場連盟「Opera XXI」栄誉賞を受賞。新国立劇場では『運命の力』を演出している。

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Profile

【リゴレット】ロベルト・フロンターリ(バリトン) (Roberto FRONTALI)

世界で最も重要なバリトン歌手のひとり。キャリア初期はベルカント、その後ヴェルディ、最近ではプッチーニやヴェリズモをレパートリーとする。90年代初頭にメトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座へデビュー。特に重要な出演に、アバド指揮『セビリアの理髪師』、ミラノ・スカラ座で10年に渡り共演したムーティ指揮『椿姫』『ファルスタッフ』『ドン・パスクワーレ』、メータ指揮『運命の力』『ルチア』『ファルスタッフ』、ザクセン州立歌劇場『ドン・カルロ』、フェニーチェ歌劇場『リゴレット』などがある。最近の特筆すべき出演に、ウィーン国立歌劇場『アドリアーナ・ルクヴルール』ミショネ、『シモン・ボッカネグラ』タイトルロール、メトロポリタン歌劇場、テアトロ・レアル『リゴレット』、ロサンゼルス・オペラ、ローザンヌ歌劇場『ファルスタッフ』、サンフランシスコ・オペラ『西部の娘』ジャック・ランス、ローマ歌劇場『カヴァレリア・ルスティカーナ』アルフィオ、サンフランシスコ・オペラ、フェニーチェ歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ローマ歌劇場、新国立劇場『トスカ』スカルピア、ナポリ・サンカルロ歌劇場、トリノ王立歌劇場『オテロ』イアーゴ、メトロポリタン歌劇場『シラノ・ド・ベルジュラック』ド・ギッシュ伯爵、パリ・オペラ座『マクベス』タイトルロール、フィレンツェ歌劇場『ペレアスとメリザンド』ゴローなどがある。新国立劇場では98年『セビリアの理髪師』フィガロ、02年『ルチア』エンリーコ、15年『トスカ』スカルピアに出演している。

【ジルダ】ハスミック・トロシャン(ソプラノ) (Hasmik TOROSYAN)

アルメニア、エレバン生まれ。当地で学び、数々のコンクールで優勝した後、2011年よりアルメニア国立アカデミーオペラ・バレエA.スペンディアリャン劇場で活躍している。グレイス・バンブリー、テレサ・ベルガンサ、ミレッラ・フレーニ、フアン・ディエゴ・フローレスなどのマスタークラスに参加したのち、13年にはグラインドボーン音楽祭にツアー公演でデビュー、14年、15年にはロッシーニ・オペラ・フェスティバルに出演した。15年にはフランダース・オペラ、17年にはボローニャ歌劇場、フィレンツェ五月音楽祭、18年にはハンブルク州立歌劇場、シャンゼリゼ劇場、19年にナポリ・サンカルロ歌劇場、トリノ王立歌劇場など次々と主要な劇場にデビューを果たしている。レパートリーは『イタリアのトルコ人』フィオリッラ、『新聞』リゼッテ、『夢遊病の女』アミーナ、『連隊の娘』マリー、『愛の妙薬』アディーナなどのベルカントの諸役を中心とし、他に『魔笛』夜の女王、『イドメネオ』イーリア、『ラ・ボエーム』ムゼッタなどでも活躍している。最近では、トリノ王立歌劇場『ラ・ボエーム』ムゼッタ、サレルノ・ヴェルディ歌劇場『リゴレット』ジルダ、カリアリ歌劇場『連隊の娘』マリーなどに出演。新国立劇場へは、19年『ドン・パスクワーレ』ノリーナでデビューし、超絶技巧と天性の表現力で話題をさらった。

【マントヴァ公爵】イヴァン・アヨン・リヴァス(テノール) (Iván AYÓN RIVAS)

1993年ペルー生まれのテノール。ペルーの国立音楽院で学んだ後、ファン・ディエゴ・フローレス、エルネスト・パラシオらの指導を受ける。2013年にペルーのオペラコンクールで第2位となり、ペルーで多くのリサイタルに出演。14年、ドイツのルートヴィヒスハーフェンでのファン・ディエゴ・フローレスのチャリティー・ガラ(ルイージ指揮スカラ座フィルハーモニー管弦楽団)でデビュー。15年に第3回エッタ・リミティ賞受賞後、トリノ王立歌劇場『ラ・ボエーム』ロドルフォ(16年)、レッジョ・エミーリアほかで『椿姫』アルフレード(16~17年)、トリノ王立歌劇場『ファルスタッフ』フェントン(17年)に出演。18年にはフェニーチェ歌劇場とローマ歌劇場で『ラ・ボエーム』ロドルフォ、フェニーチェ歌劇場、マチェラータ音楽祭『椿姫』アルフレード、フィレンツェ歌劇場、パレルモ・マッシモ劇場、ローマ歌劇場『リゴレット』マントヴァ公爵と主要歌劇場に次々と出演。最近ではフェニーチェ歌劇場『椿姫』、ローマ歌劇場『カプレーティ家とモンテッキ家』『リゴレット』、ラス・パルマス・オペラ、バーリ・ペトルッツェッリ歌劇場『愛の妙薬』、ボリショイ劇場、トリノ王立劇場『ラ・ボエーム』、フェニーチェ歌劇場『ファウスト』『リゴレット』、ミラノ・スカラ座『マクベス』などに出演している。21年オペラリアコンペティション第1位。22年のインターナショナル・オペラアワードでは「Rising Talents」にノミネートされた。新国立劇場初登場。

【スパラフチーレ】妻屋秀和(バス) (TSUMAYA Hidekazu)

東京藝術大学卒業、同大学大学院オペラ科修了。1994~2001年ライプツィヒ歌劇場、02年~11年ワイマールのドイツ国民劇場専属歌手。これまでにベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、スコティッシュ・オペラなどに出演。欧州、日本でモーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ワーグナー、R.シュトラウス等のオペラの主要な役を80役以上演じており、新国立劇場では『ラ・ボエーム』コッリーネ、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『セビリアの理髪師』ドン・バジリオ、『アイーダ』ランフィス、『ナブッコ』ベルの祭司長、『夜叉ヶ池』鉱蔵、『リゴレット』スパラフチーレ、『ヴォツェック』医者、『アラベッラ』ヴァルトナー伯爵、『ドン・カルロ』宗教裁判長、『マノン・レスコー』ジェロント、『ばらの騎士』警部、『ラインの黄金』ファフナー、ファーゾルト、『魔笛』ザラストロ、『ルチア』ライモンドなど出演多数。18/19シーズンは『ファルスタッフ』ピストーラ、『タンホイザー』領主ヘルマン、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『トゥーランドット』ティムール、20/21シーズン『夏の夜の夢』クインス、『フィガロの結婚』バルトロ、『イオランタ』ルネ、『ドン・カルロ』フィリッポ二世、『カルメン』スニガに出演。21/22シーズンは『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・フォルツ、『さまよえるオランダ人』ダーラント、『ばらの騎士』オックス男爵にも出演した。22年7月には『ペレアスとメリザンド』アルケルに出演予定。22/23シーズンは『タンホイザー』領主ヘルマン、『アイーダ』ランフィスにも出演予定。二期会会員。

【マッダレーナ】清水華澄(メゾソプラノ) (SHIMIZU Kasumi)

国立音楽大学卒業、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第4期修了。文化庁派遣在外研修員、ロームミュージックファンデーション在外研究員としてイタリアに留学。07年第6回カルロ・ゴメス国際コンクール第2位。二期会『仮面舞踏会』ウルリカ、『アイーダ』アムネリス、『フィガロの結婚』マルチェッリーナ、『カヴァレリア・ルスティカーナ』サントゥッツァ、『ドン・カルロ』エボリ公女、『イル・トロヴァトーレ』アズチェーナ、『ローエングリン』オルトルート、『サロメ』ヘロディアスなどで高い評価を得る。18年札幌文化芸術劇場ほかのグランドオペラ共同制作『アイーダ』アムネリスも好評を博す。ヴェルディ『レクイエム』、マーラー「復活」「千人の交響曲」、ドヴォルザーク『スターバト・マーテル』などのコンサートのソリストとしての活躍も著しい。新国立劇場では『ワルキューレ』グリムゲルデ、『神々の黄昏』第二のノルン、『チェネレントラ』ティーズベ、『オテロ』エミーリア、『ラインの黄金』フロスヒルデ、『アンドレア・シェニエ』ベルシ、高校生のためのオペラ鑑賞教室『カルメン』タイトルロール、『アイーダ』(コンサート形式)アムネリスになどに出演。19年の『紫苑物語』ではうつろ姫に出演、内外のメディアから絶賛された。22/23シーズンは『ボリス・ゴドゥノフ』女主人にも出演した。二期会会員。

【モンテローネ伯爵】須藤慎吾(バリトン) (SUDO Shingo)

国立音楽大学卒業、同大学院修了。第42回日伊声楽コンコルソ1位、オルヴィエート国際オペラコンクール2位(イタリア)などを受賞。1999年渡伊、各地の劇場にて『椿姫』ジェルモン、『リゴレット』タイトルロール、『オテロ』イアーゴ、『ラ・ボエーム』マルチェッロ、『トスカ』スカルピア、『カルメン』エスカミーリョなどに出演。2006年帰国し藤原歌劇団に入団。同団で『愛の妙薬』ベルコーレ、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵などに出演。新国立劇場では19年『椿姫』ジェルモンで大成功を収めたほか、『アンドレア・シェニエ』フーキエ・タンヴィル、『蝶々夫人』シャープレス、『ルチア』エンリーコ、高校生のためのオペラ鑑賞教室・関西公演『蝶々夫人』シャープレス、高校生のためのオペラ鑑賞教室『トスカ』スカルピアなどに出演。21年には『カルメン』高校生のためのオペラ鑑賞教室公演及びびわ湖ホール公演でエスカミーリョに出演した。22/23シーズンは『ラ・ボエーム』マルチェッロにも出演予定。国立音楽大学非常勤講師、藤原歌劇団団員。

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Storyものがたり

【第1幕】マントヴァ公爵の宮廷。ある夜会にモンテローネ伯爵が乱入し、娘を陵辱したマントヴァ公爵を大声で非難する。道化師リゴレットは嘲笑するが、激昂したモンテローネ伯爵からマントヴァ公爵と一緒に呪いの言葉を投げられ、狼狽する。不具で醜いリゴレットの生き甲斐は娘のジルダだった。彼は清純な愛娘が汚されるのを恐れ、教会に行く以外は外出も許さなかった。だが、学生に身をやつしたマントヴァ公爵が教会でジルダを見初め、隠れ家に忍び込んで娘の心を奪ってしまう。一方、公爵の威を借るリゴレットに我慢のならない廷臣達は、ジルダを彼の情婦と思い込み、鬱憤晴らしに彼女を誘拐する。

【第2幕】ジルダが何者かにさらわれて公爵が気落ちしていると、廷臣たちがジルダを誘拐してくるので公爵は喜ぶ。リゴレットは平静を装って宮廷に参内し、落ち着きなく娘の痕跡を探す姿を、廷臣たちがあざ笑う。やがて娘が公爵の寝室にいることを知ったリゴレットは、怒り、泣く。そして、動転したジルダから公爵の毒牙にかかったことを聞き、公爵を呪い、復讐を誓う。

【第3幕】殺し屋スパラフチーレの居酒屋。リゴレットはジルダと外に佇み、公爵が士官に変装して居酒屋で女と戯れる様子を見ている。居酒屋の女は殺し屋の妹マッダレーナだった。ジルダは公爵の本性を知るが恋心は消えない。娘を先に行かせたリゴレットはスパラフチーレに公爵殺しを依頼する。
殺し屋が準備を始めると公爵に惚れた妹マッダレーナが反対し、口論の末「身代わりを殺して報酬だけせしめよう」と決着する。それを立ち聞きしていたジルダは身代わりになると決意、居酒屋に入り、スパラフチーレの刃を受ける。
真夜中が過ぎ、殺し屋から死体の袋を受け取ったリゴレットは、そこに瀕死の娘ジルダの姿を目にする。娘は身勝手を父に詫びながら息絶え、リゴレットは呪いの恐ろしさに打ちのめされる。

 

Ticketsチケット

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金
(10%税込)
27,500円 22,000円 15,400円 8,800円 5,500円
席種 料金(10%税込)
S席 27,500円
A席 22,000円
B席 15,400円
C席 8,800円
D席 5,500円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、公演最終日まで上記料金の10%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

2022/2023シーズン オペラ セット券
現在、先着順受付中!

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2023年2月25日(土)10:00~28日(火)

新国メンバーズ先行販売期間:2023年2月26日(日)10:00~28日(火)

一般発売日:2023年3月11日(土)10:00~

  • 1階1列~2列の座席は販売いたしません。
  • 通常の座席配置(1階1列~2列を除く)での販売を予定しております。

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

WEBからのお求め

ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

チケットぴあ

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【Pコード:212-557】

イープラス

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ローソンチケット

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【Lコード:33057】

JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
  • ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

割引の詳細はこちら
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Z席の購入方法

  • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
  • Z席とZ【音のみ】席(舞台が完全に見えません)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日朝11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
Z席の詳細はこちら

グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚までとさせていただきます。
  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。