

平成26年度 新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室
オペラ「蝶々夫人」/ジャコモ・プッチーニ
Madama Butterfly/Giacomo Puccini
全2幕〈イタリア語上演/字幕付〉
オペラパレス
2005年の初演以来、主催公演で5回、鑑賞教室としては東京公演で今回が4回目の上演となり、関西公演でも3回上演されている人気プロダクションです。栗山民也の演出は、死を以て愛を貫いた蝶々さんの世界を、シンプルながら美しい舞台で描いています。
主催:新国立劇場
助成:
協賛:
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(*2014年9月1日「株式会社損害保険ジャパン」より社名変更)
- 「高校生のためのオペラ鑑賞教室」についてはこちら
ニュース
- 2014年7月8日
- 平成26年度高校生のためのオペラ鑑賞教室「蝶々夫人」当日券の販売について
公演日程・チケット
公演日程
- 2014年7月9日(水)1:00 オペラパレス
- 2014年7月10日(木)1:00 オペラパレス ※定員に達しました
- 2014年7月11日(金)1:00 オペラパレス
- 2014年7月12日(土)1:00 オペラパレス ※定員に達しました
- 2014年7月14日(月)1:00 オペラパレス
- 2014年7月15日(火)1:00 オペラパレス
チケット料金(税込)
全席指定:2,160円(高校生のみ)【前売開始:2014年6月21日(土)】
当日料金:2,160円(高校生以下)/ 4,320円(一般・大人)
*お求めの際には、学生証をご用意ください。また、残席がある場合に限り、
当日券として上記料金で一般(大人)の方も購入可。お一人様1枚限り。
当日券の販売予定枚数など、詳しくはこちら!
学校単位のお申し込み・お問い合わせ:鑑賞教室係 TEL 03-5352-5745
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 指揮
- 三澤洋史
- 演出
- 栗山民也
- 美術
- 島 次郎
- 衣裳
- 前田文子
- 照明
- 勝柴次朗
キャスト
〈7 月9・11・14 日〉
- 蝶々夫人
- 横山恵子
- ピンカートン
- 村上敏明
- シャープレス
- 成田博之
- スズキ
- 大林智子
- ゴロー
- 大野光彦
- ボンゾ
- 志村文彦
- ヤマドリ
- 吉川健一
- 合唱
- 新国立劇場合唱団
- 管弦楽
- 東京フィルハーモニー交響楽団
〈7 月10・12・15 日〉
- 蝶々夫人
- 石上朋美
- ピンカートン
- 樋口達哉
- シャープレス
- 青山 貴
- スズキ
- 池田香織
- ゴロー
- 内山信吾
- ボンゾ
- 畠山 茂
- ヤマドリ
- 小林由樹
- 合唱
- 新国立劇場合唱団
- 管弦楽
- 東京フィルハーモニー交響楽団
ものがたり
【第1幕】明治時代の長崎。日本滞在中、家を借り、現地妻を娶るアメリカ海軍士官ピンカートンは、仲介人ゴローに家や使用人を案内される。アメリカ総領事シャープレスはピンカートンの軽薄な考えを聴き、結婚に真剣な花嫁のことを心配する。そんななか花嫁行列がやってきて、美しい蝶々さんがピンカートンの前に現れる。「私は世界一幸せ」と嬉しそうに語る蝶々さんは15歳で、裕福な武士の家に生まれたが、父は切腹して亡くなり、今は芸者として生きているという。一族が集まり結婚式が行われている最中、叔父の僧侶ボンゾがやってきて、キリスト教に改宗した蝶々さんに絶縁を言い渡す。式は終わり、2人きりの甘く幸せな夜を迎える。
【第2幕】ピンカートンがアメリカに帰国して3年。「コマドリが巣を作る頃に帰る」とのピンカートンの言葉を信じる蝶々さんは、彼の帰りを待ち続けている。シャープレスとゴローは蝶々さんにヤマドリとの再婚を勧めるが、蝶々さんはそれはできないと拒む。というのは、ピンカートンとの間に子供が生まれていたのだ。驚いたシャープレスは言葉もない。実はピンカートンは帰国後に"本当の"結婚をしていたのだ。そしてピンカートンの船が入港。蝶々さんとスズキは部屋を花でいっぱいにして、夫の到着を待つ。蝶々さんが奥の部屋にいる間、やってきたのはピンカートン、シャープレス、そしてピンカートンの妻ケート。スズキが応対するが、蝶々さんの思いを知ったピンカートンは堪らず立ち去る。すべてを悟った蝶々さんは、子供をアメリカで育てたいというケートの言葉を受け入れる。父の形見の短刀に刻まれた言葉「名誉をもって生きられないものは名誉をもって死ぬ」ことを決意した蝶々さんは、子供に別れを告げ、切腹する。「蝶々さん!」と叫ぶピンカートンの声がむなしく響く。