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Whats OPERA!? オペラ・ブッファって何!?

オペラ・ブッファ(=面白いオペラ)は18世紀に大きく発展したオペラのジャンルです。17世紀初頭に誕生したオペラは、最初のうちは悲劇的な内容と喜劇的な内容をあわせ持っていましたが、18世紀になるとオペラ・セリア(=真面目なオペラ)と呼ばれる、題材がシリアスで高貴な身分の人しか出てこないオペラが誕生します。王侯貴族以外の市民たちは当然ながら「面白いオペラが見たい!」となり、オペラ・ブッファというジャンルが登場しました。
オペラ・セリアは圧倒的な歌唱技術を持った名歌手たちが、一人ずつ登場してアリアを披露するのが基本でしたが、オペラ・ブッファは普通の人々を主人公にした、自然な歌心と、演技力のある歌手たちが出演し、音楽的には重唱が大きな魅力となります。横暴な主人や、金持ちの年寄りを知恵で負かすストーリーなど、一般市民の胸がスカッとするようなオペラ。それがオペラ・ブッファの始まりだったのです。

オペラ・ブッファ 各作品の魅力についてご紹介いたします。

新国立劇場が制作したオペラ・ブッファ作品の中から珠玉の6作品をご紹介。
オペラに対してスケールの大きな感動作というイメージをお持ちの方は、
オペラ・ブッファを知ればオペラのイメージが少し変わるかもしれません。
さあ、早速オペラの扉を開けてみましょう。

  • セビリアの理髪師
  • 愛の妙薬
  • ファルスタッフ
  • コジ・ファン・トゥッテ
  • フィガロの結婚
  • ドン・パスクワーレ

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