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オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World 「トゥーランドット」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」共同制作記者発表が行われました



新国立劇場は、東京文化会館と共に、2019年にプッチーニ作曲「トゥーランドット」を、2020年にワーグナー作曲「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を新たに共同制作いたします。

新国立劇場、東京文化会館で上演するほか、国内有数の劇場が参画し、「トゥーランドット」ではびわ湖ホール、札幌文化芸術劇場hitaruでの上演が予定されています。

本日、本企画に関する記者発表が開催され、開催の概要が発表されました。



■オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World

「オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World」は、東京文化会館と新国立劇場が、〈東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会〉にあわせ、日本を代表する各地の劇場と連携して2年に渡り展開する国際的なオペラプロジェクトです。

2019年は、アジア(中国)が舞台となる「トゥーランドット」(プッチーニ作曲)を上演。

スペインの演出家集団で、バルセロナオリンピック開会式の演出を手がけたラ・フーラ・デルス・バウスの芸術監督であるアレックス・オリエが演出します。また、本プロジェクトを発案した指揮者大野和士が音楽監督を務めるバルセロナ交響楽団が24年ぶりに来日し、オーケストラピットに入ることも大きな話題と言えます。

2020年は、東京オリンピック・パラリンピック開催年に相応しい祝祭感を持つ大作「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(ワーグナー作曲)に挑みます。

新国立劇場での上演予定は下記のとおりです。


プッチーニ「トゥーランドット」(新制作)

日程:2019年7月18日(木)、20日(土)、21日(日)、22日(月)

会場:オペラパレス

指揮:大野和士

演出:アレックス・オリエ

美術:アルフォンス・フローレス

衣裳:リュック・カステーイス

照明:ウルス・シェーネバウム

演出補:スサナ・ゴメス

出演:

トゥーランドット:イレーネ・テオリン/ジェニファー・ウィルソン

カラフ:サイモン・オニール/未定

リュー:中村恵理/砂川涼子

ティムール:リッカルド・ザネッラート/妻屋秀和

アルトゥム皇帝:持木弘

ピン:桝 貴志/森口賢二

パン:与儀 巧/秋谷直之

ポン:村上敏明/糸賀修平

官吏:豊嶋祐壹/成田 眞

合唱:新国立劇場合唱団/藤原歌劇団合唱部/びわ湖ホール声楽アンサンブル

管弦楽:バルセロナ交響楽団

制作:新国立劇場/東京文化会館


ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(新制作)

日程:2020年6月21日(日)、24日(水)、27日(土)、30日(火)

会場:オペラパレス

指揮:大野和士

出演:

ハンス・ザックス:トーマス・ヨハネス・マイヤー

ファイト・ポーグナー:クワンチュル・ユン

ジクストゥス・ベックメッサー:アドリアン・エレート

フリッツ・コートナー:青山 貴

ヴァルター・フォン・シュトルツィング:トミスラフ・ムツェック

ダーヴィッド:望月哲也

エーファ:林 正子

ほか

合唱:新国立劇場合唱団/二期会合唱団

管弦楽:東京都交響楽団

制作:新国立劇場/東京文化会館


報道資料はこちら


「トゥーランドット」を含む2018/2019シーズンラインアップは、2018年1月11日に発表を予定しております。

ご期待ください。


登壇者(左から)
札幌市芸術文化財団 札幌文化芸術劇場hitaru専務理事 畠山茂房
びわ湖芸術文化財団 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール館長 山中隆
新国立劇場運営財団常務理事 村田直樹
総合プロデュース、指揮、東京芸術文化評議会評議員、新国立劇場次期オペラ芸術監督 大野和士
東京都歴史文化財団 東京文化会館副館長 樋口桂
東京都生活文化局魅力発信プロジェクト担当部長 堀越弥栄



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