2014/2015シーズン
オペラ「運命の力」/ジュゼッペ・ヴェルディ
La Forza del Destino/Giuseppe Verdi
全4幕〈イタリア語上演/字幕付〉
オペラパレス
スペインの侯爵令嬢レオノーラ、インカの王族の末裔ドン・アルヴァーロ、レオノーラの兄ドン・カルロ、彼らの非情な運命と血塗られた結末を描いたヴェルディ中期の傑作。スペイン出身のエミリオ・サージの演出は、時代設定を20世紀に移し、プレツィオジッラやフラ・メリトーネなど喜劇的な要素の人物像も克明に打ち出すことで、本筋の暗さとの対比をつけています。
8年ぶりの上演となる今回は、欧州各地で活躍する歌手たち、イアーノ・タマー、ゾラン・トドロヴィッチ、マルコ・ディ・フェリーチェが出演します。さらに、2014年1月の『カルメン』でタイトルロールを演じたケテワン・ケモクリーゼが、プレツィオジッラ役で登場。指揮は、ホセ・ルイス・ゴメスです。
ニュース
- 2015年3月27日
- オペラ「運命の力」 メディア掲載情報(3月27日付)
- 2015年3月26日
- 「運命の力」ドン・アルヴァーロ役 ゾラン・トドロヴィッチ インタビュー
- 2015年3月24日
- 2015年3月24日
- オペラ「運命の力」 立ち稽古も順調に進行中です!
- 2015年3月23日
- オペラ「運命の力」オーケストラとの音楽練習が開催されました!
- 2015年3月23日
- 「運命の力」レオノーラ役 イアーノ・タマー インタビュー
動画・舞台写真
ダイジェスト映像
舞台写真
公演日程・チケット
公演日程
- 2015年4月2日(木)18:30 オペラパレス
- 2015年4月5日(日)14:00 オペラパレス
- 2015年4月8日(水)18:30 オペラパレス
- 2015年4月11日(土)14:00 オペラパレス
- 2015年4月14日(火)14:00 オペラパレス
- ...
- 託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
開場は開演の45分前です。
開演後は入場制限をいたします。
チケット料金(税込)
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
---|---|---|---|---|---|
21,600円 | 16,200円 | 10,800円 | 6,480円 | 3,240円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
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03-5352-9999
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前売り開始日
会員先行販売期間:2014年11月2日(日)~11月20日(木)
一般発売日:2014年11月24日(月・振休)
2014/2015シーズンセット券:2014年1月20日(月)申し込み開始。詳しくはこちらをクリック
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 指揮
- ホセ・ルイス・ゴメス
- 演出
- エミリオ・サージ
- 美術・衣裳
- ローレンス・コルベッラ
- 照明
- 磯野 睦
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(指揮)
ホセ・ルイス・
ゴメス
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(演出)
エミリオ・サージ
キャスト
- レオノーラ
- イアーノ・タマー
- ドン・アルヴァーロ
- ゾラン・トドロヴィッチ
- ドン・カルロ
- マルコ・ディ・フェリーチェ
- プレツィオジッラ
- ケテワン・ケモクリーゼ
- グァルディアーノ神父
- 松位 浩
- フラ・メリトーネ
- マルコ・カマストラ
- カラトラーヴァ侯爵
- 久保田真澄
- マストロ・トラブーコ
- 松浦 健
- 合 唱
- 新国立劇場合唱団
- 管弦楽
- 東京フィルハーモニー交響楽団
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(レオノーラ)
イアーノ・タマー
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(ドン・
アルヴァーロ)
ゾラン・
トドロヴィッチ
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(ドン・カルロ)
マルコ・ディ・
フェリーチェ
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(プレツィオジッラ)
ケテワン・
ケモクリーゼ
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(グァルディアーノ神父)
松位 浩
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(フラ・
メリトーネ)
マルコ・
カマストラ
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(カラトラーヴァ侯爵)
久保田真澄
プロフィール
- 【指揮】ホセ・ルイス・ゴメス(José Luis Gomez)
- ベネズエラ生まれのスペイン人指揮者。マンハッタン音楽院でバイオリンを学んだ後、リュー・ジア、ムハイ・タン、ジョン・ネルソンに指揮を学ぶ。2010年ゲオルグ・ショルティ国際指揮者コンクール(フランクフルト)第一位獲得。これまでに、フランクフルト放送交響楽団、スペイン放送交響楽団、ヒューストン交響楽団、ハンブルク交響楽団など数多くのオーケストラに客演。オペラ指揮者としては、バルセロナのリセウ劇場及びジュネーヴ歌劇場『シモン・ボッカネグラ』、イタリアのAsLicoオペラ団体公演『フィガロの結婚』、フランクフルト州立歌劇場『ラ・ボエーム』、シュトゥットガルト州立歌劇場『チェネレントラ』などを指揮。今後の予定には、コモ歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』(14年9月)、マドリッドのレアル劇場『ゴイェスカス』(15年6月)などがある。現在、コモ歌劇場管弦楽団首席指揮者。新国立劇場初登場。
- 【演出】エミリオ・サージ(Emilio Sagi)
- スペイン・オヴィエド大学で哲学と文学を学んだ後、ロンドンで音楽学を学び、いずれも博士号を獲得。1980年故郷オヴィエド市での『椿姫』で演出家デビュー。90 ~ 99年サルスエラ劇場総監督、2002 ~ 05年マドリッドのレアル劇場芸術監督を歴任。これまでに『リゴレット』『魔笛』『トリスタンとイゾルデ』などを手がけている。新国立劇場では06、07 年『運命の力』を演出。
- 【レオノーラ】イアーノ・タマー(Iano Tamar)
- グルジア生まれ。トビリシの音楽院でピアノ、音楽学、声楽を学ぶ。1992年にペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバルとチューリヒ歌劇場において『セミラーミデ』でオペラ・デビュー。93 年にはリッカルド・ムーティ指揮との共演で『ファルスタッフ』アリーチェでミラノ・スカラ座にデビュー。以来、ウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ハンブルク州立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ジュネーヴ歌劇場、フェニーチェ歌劇場など欧州の名だたる歌劇場に出演している。最近では、アントワープのフランダース・オペラ『ナブッコ』アビガイッレ(13年2月)、バルセロナのリセウ劇場『ルチオ・ジッラ』(同6 .7月)などに出演。2014年は、チューリッヒ歌劇場『アイーダ』アムネリスなどに出演予定。新国立劇場では09年『トスカ』タイトルロール以来2度目の出演となる。
- 【ドン・アルヴァーロ】ゾラン・トドロヴィッチ(Zoran Todorovich)
- ユーゴスラビア・ベオグラード生まれ。これまでにウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ザクセン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、英国ロイヤルオペラ、ベルギー王立モネ劇場、ブレゲンツ音楽祭、サンフランシスコ・オペラなど各地の歌劇場で活躍。『ドン・カルロ』『オテロ』タイトルロール、『リゴレット』マントヴァ公爵、『椿姫』アルフレード、『運命の力』ドン・アルヴァーロ、『蝶々夫人』ピンカートン、『トスカ』カヴァラドッシ、『トゥーランドット』カラフ、『カルメン』ドン・ホセ、『エウゲニ・オネーギン』レンスキーなどを主なレパートリーとする。最近では、ライン・ドイツ・オペラ『トスカ』などに出演。今後の予定には、ライン・ドイツ・オペラ『トスカ』、『道化師』カニオなどがある。新国立劇場では2000年『エウゲニ・オネーギン』、01、11年『蝶々夫人』、07年『カルメン』、10年『ニューイヤーオペラパレスガラ』に出演している。
- 【ドン・カルロ】マルコ・ディ・フェリーチェ(Marco di Felice)
- イタリア・テーラモ生まれ。ボローニャにて声楽を学びはじめ、アカデミア・ロッシニアーナ、及びモンテグリドルフォのアカデミア・コースで研鑽を積む。モデナ歌劇場『愛の妙薬』ベルコーレでオペラデビュー。ロッシーニ、モーツァルトのほか、ドニゼッティ、ヴェルディ、ヴェリズモ・オペラなど幅広いレパートリーを持ち、ミラノ・スカラ座、ボローニャ歌劇場、ナポリのサン・カルロ歌劇場などイタリアの歌劇場を中心に、ウィーン国立歌劇場、バルセロナのリセウ劇場、ライプツィヒ歌劇場、メトロポリタン歌劇場など世界の主要歌劇場で出演を重ねている。最近では、トリノ王立歌劇場『椿姫』、マルセイユ歌劇場『アイーダ』、ケルン歌劇場『リゴレット』などに出演。今後の予定には、マルセイユ歌劇場『ラ・ジョコンダ』、ウィーン国立歌劇場『アンドレア・シェニエ』などがある。新国立劇場には1999年12月『蝶々夫人』シャープレス以来の出演となる。
- 【プレツィオジッラ】ケテワン・ケモクリーゼ(Ketevan Kemoklidze)
- グルジアのトビリシ生まれ。トビリシ国立音楽院とスカラ座アカデミアで学ぶ。プラシド・ドミンゴ世界オペラコンクールを含む様々なコンクールでの受賞歴を持つ。2002年、トビリシで『リゴレット』マッダレーナでオペラデビュー。その後、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤルオペラ、ベルリン・ドイツ・オペラ、バルセロナのリセウ劇場、マドリッドのレアル劇場、ワシントン・オペラなど各地の主要歌劇場で活躍。現在最も注目を集める若手歌手の1 人で、確かな歌唱力に加え美しい容姿と演技力を併せ持った実力派。最近では、ロサンゼルス・オペラ『チェネレントラ』、サンティアゴ・テアトロ・ムニシパル『セビリアの理髪師』ロジーナ、ミラノ・スカラ座日本公演『リゴレット』マッダレーナ、ワシントン・オペラ『運命の力』プレツィオジッラなどに出演している。今後の予定には、ナポリのサン・カルロ歌劇場『エウゲニ・オネーギン』、トリノ王立歌劇場『運命の力』などがある。新国立劇場には14年1月『カルメン』タイトルロールに続いての出演となる。
- 【グァルディアーノ神父】松位 浩(Matsui Hiroshi)
- 大阪音楽大学、同大学院修了。ベルリン芸術大学に学ぶ。1996年よりザールラント州立劇場ザールブリュッケン首席バス歌手。2002年ザルツブルク祝祭劇場『トリスタンとイゾルデ』マルケ王で国内外のメディアから非常に高い評価を得る。『ドン・カルロ』フィリッポ二世、『ラ・ボエーム』コッリーネ、『パルジファル』グルネマンツ、『エウゲニ・オネーギン』グレーミン公など今まで歌い演じた役の数は100を超える。10 年びわ湖ホール『トリスタンとイゾルデ』マルケ王では存在感のある歌唱で好評を博した。新国立劇場には『さまよえるオランダ人』ダーラント、『魔笛』ザラストロ、『オテロ』ロドヴィーコ、『フィガロの結婚』バルトロに出演。
- 【フラ・メリトーネ】マルコ・カマストラ(Marco Camastra)
- 1987年サン・レモ歌劇場『蝶々夫人』シャープレス及び『愛の妙薬』ベルコーレでオペラ・デビュー。これまでに、ミラノ・スカラ座、ナポリのサン・カルロ歌劇場、ヴェローナ野外劇場、トリノ王立歌劇場などイタリア各地の劇場に出演。『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『マノン・レスコー』レスコー、『ラ・ボエーム』ショナール、『カルメン』ダンカイロ、『チェネレントラ』ドン・マニフィコなどをレパートリーとする。最近では、ヴェローナ野外劇場『リゴレット』マルッロ、スロヴァキア国立劇場『セビリアの理髪師』バルトロ、フィレンツェ・テアトロ・コムナーレ『愛の妙薬』ドゥルカマーラなどに出演。今後の予定には、ニュー・イスラエル・オペラ『ドン・パスクワーレ』タイトルロール(ロールデビュー)、トリノ王立歌劇場『トスカ』堂守、『ジャンニ・スキッキ』マルコなどがある。新国立劇場初登場。
- 【カラトラーヴァ公爵】久保田真澄(Kubota Masumi)
- 国立音楽大学卒業、同大学大学院修了。1993年第62回日本音楽コンクール声楽部門第3位。96年リッカルド・ザンドナーイ国際コンクール及び第2回フェルッチョ・タリアヴィーニ国際コンクールに入選。ミラノで『蝶々夫人』『椿姫』『アイーダ』『ラ・ボエーム』などに出演。藤原歌劇団では『愛の妙薬』『椿姫』『マクベス』などで活躍。新国立劇場では『アイーダ』『リゴレット』『トゥーランドット』『ドン・ジョヴァンニ』『セビリアの理髪師』『ウェルテル』『ルチア』『ラ・ボエーム』『オテロ』、高校生のためのオペラ鑑賞教室『ラ・ボエーム』『愛の妙薬』、こどものためのオペラ劇場『パルジファルとふしぎな聖杯』など数多く出演している。藤原歌劇団団員。
ものがたり
【第1幕】セビリアのカラトラーヴァ侯爵の娘レオノーラは、ドン・アルヴァーロと愛しあっているが、アルヴァーロがインカ帝国の王家の血筋ゆえ、カラトラーヴァ侯爵は2人の関係を認めない。そこで2人は駆け落ちしようとするが、父に見つかってしまう。アルヴァーロが誠意を示すため拳銃を投げ捨てると、運悪く銃が暴発し、父に当たってしまう。父は2人の運命を呪う言葉を吐いて、亡くなる。2人の逃亡生活が始まる。
【第2幕】18 か月後。カラトラーヴァ侯爵の息子ドン・カルロは、父の敵アルヴァーロとレオノーラの行方を追い続け、今日は酒場にいる。アルヴァーロとはぐれたレオノーラは男に扮し、酒場に来るが、兄に気づき姿を消す。彼女は険しい山にある修道院に着き、隠遁生活を送りたいと願う。願いは聴き入れられ、裏山の洞窟へ入る。
【第3幕】偽名でイタリア軍の兵士になったアルヴァーロは戦場にいる。カルロも偽名で兵士となり、お互い正体を知らぬまま友情を結ぶ。そんなときアルヴァーロは戦闘で重傷を負い、死を覚悟してカルロに最期の頼みをするが、そこから正体がばれてしまう。カルロはアルヴァーロに決闘を挑むが、周囲の人に止められる。
【第4幕】5年後。カルロが修道院にやってきて、ラファエロ神父との面会を望む。ラファエロ神父こそ、アルヴァーロだった。カルロは決闘を申し込むが、神に仕える身のアルヴァーロは拒む。しかしカルロが吐く侮辱の言葉に耐えきれず、剣を手にして決闘を始める。カルロは敗れて瀕死となるが、アルヴァーロは、呪われた自分では最後を見取れない、と代わりの人を探して洞窟の前へ。そしてついにレオノーラと再会する。しかし喜びも束の間、カルロが最後の力を振り絞ってレオノーラを刺す。レオノーラは、アルヴァーロを許すよう神に祈り、息絶える。
チケット購入時の注意・割引について
チケット購入時の注意
・発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚まで。
・就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
・壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
・公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
・公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
・グループでのお申し込み:10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。
割引等のご案内
・高齢者(65歳以上)、学生、障害者、ジュニア割引がございます。ボックスオフィスにてお申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(高齢者、学生割引はチケットぴあ一部店舗でもご利用いただけます。Webボックスオフィス、他のプレイガイドでは受付できません。それぞれ、年齢を確認できるもの・学生証・障害者手帳が必要になります。)
・当日学生割引(50%割引/D・Z席を除く):公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。1人1枚。電話予約不可。要学生証。
・学生割引チケットは、JR各社の学生割引を利用できる学生の方が対象です。
・車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
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