高校生のためのオペラ鑑賞教室 つうの哀しみが胸深く染みる…国民的人気を誇る日本オペラの代表作 夕鶴

STORY あらすじ

むかしむかしの雪深い村。純朴な青年与ひょうは、美しい妻つうと幸せに暮らしていた。つうが織る千羽織は高く売れると評判だ。
運ずや惣どにそそのかされた与ひょうは、布を都で高く売るために、もっと布を織るよう、つうに強要する。与ひょうは、つうに布を織っているところを覗き見しないよう言われていたが、我慢できずに覗いてしまい、鶴となって布を織っているつうの姿を見てしまう。
翌日、すっかりやせ細ったつうは千羽織を与ひょうに渡すと別れを告げ、空に飛び立っていく。



character 登場人物

photoつう
与ひょうの妻。実は与ひょうに助けられた鶴の化身。
  photo与ひょう
純朴な働き者の男。
photo運ず
向こう村の男。

惣ど
向こう村の男。
  photo村の子どもたち(児童合唱)