プロフィール

指揮:尾高忠明
現在、新国立劇場オペラ芸術監督、NHK響正指揮者、札幌響音楽監督、BBCウェールズ響桂冠指揮者、東京フィル桂冠指揮者、読売日響名誉客演指揮者、紀尾井シンフォニエッタ桂冠名誉指揮者を務める世界的指揮者。国内主要オーケストラへの定期的な客演に加え、ロンドン交響楽団、バーミンガム市響、バンベルク響、シドニー響、オスロ・フィル等世界各地のオーケストラへ客演している。1991年度第23回サントリー音楽賞受賞。1997年英国エリザベス女王より大英勲章CBEを、1999年には英国エルガー協会より日本人初のエルガー・メダルを授与された。


メッゾソプラノ:加納悦子
東京芸術大学、ケルン音楽大学で学んだ後、ケルン市立歌劇場専属歌手として「フィガロの結婚」ケルビーノ、「蝶々夫人」スズキなどの役を演じる。日本においてはNHK交響楽団などとの共演、びわ湖ホールオペラ「トリスタンとイゾルデ」ブランゲーネや新国立劇場「ホフマン物語」「魔笛」「ばらの騎士」「ルサルカ」「ピーター・グライムズ」などに出演。今年4月にCD「メアリ・スチュアートの詩」(ALM RECORDS)をリリース。二期会会員。


バリトン:萩原 潤
東京芸術大学卒業、同大学大学院修了。二期会オペラスタジオ41期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員として渡独。第14回五島記念文化賞新人賞受賞。これまでに「ニュルンベルクのマイスタージンガー」ベックメッサー、「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵などに出演。新国立劇場では「トゥーランドット」ピン、「アラベッラ」ドミニク伯爵、「ラ・ボエーム」ショナール、「ローエングリン」王の伝令、「魔笛」パパゲーノなどに出演。二期会会員。


合唱:新国立劇場合唱団
新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として、97年10月に開場した。98年4月から、新国立劇場合唱団も年間を通じて行われるオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始した。メンバーは男女100名を超え、新国立劇場が上演する多彩なオペラ公演により年々レパートリーを増やしている。優れたアンサンブル能力と豊かな声量は、共演する出演者、指揮者、演出家・スタッフはもとより、国内外のメディアからも高い評価を得ている。


管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
1911年創立。2011年、日本のオーケストラとして最初の100周年を迎える。約150名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつオーケストラ。2010年4月より、ベルリン州立歌劇場やメトロポリタン歌劇場をはじめとする世界の楽壇で活躍するダン・エッティンガーを常任指揮者に迎える。定期演奏会を中心とする自主公演、新国立劇場を中心としたオペラ・バレエ演奏、放送演奏など、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。

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