プロフィール

【指 揮】ミヒャエル・ギュットラー Conductor : Michael Güttler
ドレスデン生まれ。ヴァイオリン、トランペット、ピアノおよび合唱指揮を学んだ後、カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学で指揮を学ぶ。数多くの指揮者コンクールで優勝。パリ・オペラ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、フェニーチェ歌劇場などで活躍。2002年よりマリインスキー劇場の常任客演指揮者。楽劇「ニーベルングの指環」『トリスタンとイゾルデ』『アイーダ』『椿姫』『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『ルチア』など幅広いレパートリーを誇る。今後の予定としては、ハンブルク州立歌劇場で『カヴァレリア・ルスティカーナ』と『道化師』、パリ・シャンゼリゼ劇場で『チェネレントラ』、などがある。10年には『リゴレット』と『セビリアの理髪師』でウィーン国立歌劇場にデビュー予定。その後、同歌劇場で『ナブッコ』も予定されている。新国立劇場初登場。

【演 出】アンドレアス・ホモキ Production : Andreas Homoki
ドイツのマール生まれ。1987年から92年までケルン歌劇場でアシスタント・ディレクターを務める。ジュネーヴ歌劇場1992/1993シーズン開幕の『影のない女』の演出で大成功を収める。その後、ハンブルク州立歌劇場『リゴレット』、デンマーク王立歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』、バーゼル歌劇場『エレクトラ』、ネザーランド・オペラ『ルル』などヨーロッパを中心に活躍。2002/2003シーズンからベルリン・コーミッシェ・オーパーの首席演出家に就任し、『フィレンツェの悲劇』『金鶏』などを取り上げ話題となった。新国立劇場では03年『フィガロの結婚』、07年『西部の娘』を演出した。

アルマヴィーヴァ伯爵:ロレンツォ・レガッツォ Il Conte Almaviva : Lorenzo Regazzo
ヴェネツィア生まれ。これまでにウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、ベルリン州立歌劇場、ザルツブルク音楽祭、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルなどに出演。モーツァルトとロッシーニを得意とし、『コジ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソ、『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『アルジェのイタリア女』ムスタファ、『チェネレントラ』アリドーロなどで好評を博している。今後、バイエルン州立歌劇場で『イタリアのトルコ人』『コジ・ファン・トゥッテ』、ベルリン・ドイツ・オペラで『チェネレントラ』、英国ロイヤルオペラで『ドン・ジョヴァンニ』、メトロポリタン歌劇場で『オリー伯爵』などに出演予定。新国立劇場には2007年『フィガロの結婚』に出演。

伯爵夫人:ミルト・パパタナシュ La Contessa : Myrtò Papatanasiu
ギリシャのラリサ生まれ。テッサロニーキ音楽大学卒業後、ミラノで研鑽を積む。これまでにバイエルン州立歌劇場、モネ劇場、ローマ歌劇場、アン・デア・ウィーン劇場、ボローニャ歌劇場などに出演。『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『フィガロの結婚』伯爵夫人、『後宮からの誘拐』コンスタンツェ、『椿姫』ヴィオレッタ、『道化師』ネッダなどをレパートリーとする。今後、ローマ歌劇場とダラス・オペラで『椿姫』、ベルリン州立歌劇場とネザーランド・オペラで『フィガロの結婚』などが予定されている。2011年には『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナでウィーン国立歌劇場にデビュー予定。新国立劇場初登場。

フィガロ:アレクサンダー・ヴィノグラードフ Figaro : Alexander Vinogradov
1976年モスクワ生まれ。物理と数学を学んだ後にモスクワ音楽院で学ぶ。数多くのコンクールで優勝。弱冠21歳でボリショイ劇場デビュー。以来ベルリン州立歌劇場、パリ・オペラ座、フェニーチェ歌劇場、ラヴィニア音楽祭などに出演。『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『魔笛』ザラストロ、『セビリアの理髪師』ドン・バジリオ、『イタリアのトルコ人』セリム、『カルメン』エスカミーリョ、『アイーダ』ランフィス、『ラ・ボエーム』コッリーネ、『三つのオレンジへの恋』チェリオ、『エレクトラ』オレストなどをレパートリーとする。今後の予定としては、英国ロイヤルオペラで『皇帝の花嫁』、ベルリン州立歌劇場でドン・バジーリオとエスカミーリョ、ミラノ・スカラ座でエスカミーリョなどがある。新国立劇場には2007年『カルメン』エスカミーリョで出演している。

スザンナ:エレナ・ゴルシュノヴァ Susanna : Elena Gorshunova
ロシアのペルミ生まれ。モスクワのグネーシン音楽アカデミーで声楽を学ぶ。2002年よりマリインスキー劇場のソリストとして数多くの作品に出演。他にもワシントン・オペラ、マドリッドのレアル劇場、カナダのケベック・オペラなどに登場。『リゴレット』ジルダ、『ファルスタッフ』ナンネッタ、『魔笛』パミーナ、『フィガロの結婚』スザンナ、『後宮からの誘拐』コンスタンツェ、『コジ・ファン・トゥッテ』デスピーナ、『カルメン』フラスキータ、『ばらの騎士』ゾフィー、『ラ・ボエーム』ムゼッタなどをレパートリーとする。2010/2011シーズンより、ザクセン州立歌劇場の専属歌手として、ジルダ、コンスタンツェ、パミーナなどを歌う予定。新国立劇場初登場。

ケルビーノ:ミヒャエラ・ゼーリンガー Cherubino : Michaela Selinger
オーストリア出身、ウィーンで声楽を学ぶ。2005/2006シーズンよりウィーン国立歌劇場の専属歌手として活躍。他にもチューリッヒ歌劇場、ザルツブルク音楽祭のほか、ベルンやエッセンでも出演。『フィガロの結婚』ケルビーノ、『セビリアの理髪師』ロジーナ、『ナクソス島のアリアドネ』作曲家、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』マグダレーネ、『こうもり』オルロフスキー公爵などを歌っている。今後の予定としてはウィーン国立歌劇場で『ばらの騎士』オクタヴィアン、ケルビーノ、リヨン歌劇場で『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル、ザルツブルク音楽祭、グラインドボーン音楽祭などがある。新国立劇場初登場。

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