プロフィール

【指 揮】フレデリック・シャスラン Conductor : Frédéric Chaslin
1963年パリ生まれ。ピアノと指揮を学んだ後、指揮活動を始めると同時に、ピアニストとしても活躍する。パリ管弦楽団、および88年バイロイト音楽祭の楽劇『ニーべルングの指環』においてダニエル・バレンボイムのアシスタントを務める。91年から94年までルーアンの歌劇場および交響楽団の音楽監督を務める。これまでにパリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス放送フィルなどを指揮している。また、パリ・オペラ座、ライン・ドイツ・オペラ、ハノーファー州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ライプツィヒ・オペラ、マドリッドのレアル劇場、ローマ歌劇場、メトロポリタン歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場、フェニーチェ歌劇場など世界各地で活躍している。新国立劇場初登場。

トスカ:イアーノ・タマー Tosca : Iano Tamar
グルジア生まれ。トビリシの音楽院でピアノ、音楽学、声楽を学ぶ。1992年にペーザロのロッシーニ・フェスティバルとチューリヒ歌劇場において『セミラーミデ』でオペラ・デビュー。93年にはリッカルド・ムーティ指揮との共演で『ファルスタッフ』アリーチェでミラノ・スカラ座にデビュー。以来、ジュネーヴ歌劇場、パリ・オペラ座、フェニーチェ歌劇場、バイエルン州立歌劇場、マドリッドのレアル劇場、ウィーン国立歌劇場などに出演している。ヴェルディ、プッチーニ作品を主たるレパートリーとして、『トスカ』タイトルロール、『マクベス』マクベス夫人、『イル・トロヴァトーレ』レオノーラ、『ドン・カルロ』エリザベッタなどに出演している。新国立劇場初登場。

カヴァラドッシ:カルロ・ヴェントレ Cavaradossi : Carlo Ventre
ウルグアイのモンテヴィデオ生まれ、イタリア国籍。15歳のときに音楽を学び始め、1995年にフィラデルフィアのルチアーノ・パヴァロッティ国際声楽コンクールで優勝。リッカルド・ムーティ指揮の『リゴレット』マントヴァ公爵でミラノ・スカラ座にデビュー。以来、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ローマ歌劇場、ウェールズ・ナショナル・オペラ、ハンブルク州立歌劇場、フランクフルト州立歌劇場などで活躍。『トスカ』カヴァラドッシ、『カルメン』ドン・ホセ、『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ、『トゥーランドット』カラフ、『アンドレア・シェニエ』タイトルロールなどをレパートリーとする。今後の予定としては、ベルリン・ドイツ・オペラで『アイーダ』ラダメス、サンディエゴ・オペラで『蝶々夫人』ピンカートン、および英国ロイヤルオペラでのデビューが『アイーダ』ラダメスで決まっている。新国立劇場初登場。

スカルピア:ジョン・ルンドグレン Scarpia : John Lundgren
1968年、スウェーデンのマリースタッド生まれ。2000年にデンマーク王立歌劇場のオペラ・アカデミーを修了。現在もデンマーク王立歌劇場を中心とした活動を続けている。主なレパートリーとして、『トスカ』スカルピア、『イル・トロヴァトーレ』ルーナ伯爵、『椿姫』ジェルモン、『アイーダ』アモナズロ、『ナブッコ』タイトルロールが挙げられる。近年では、ほとんどのオペラにおいてタイトルロール、または主役クラスとして出演しており、アンサンブル・メンバーから現在の地位を確立した実力派歌手として、大いに期待されている。新国立劇場初登場。

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