プロフィール

【指揮】ダン・エッティンガー   Conductor : Dan Ettinger
2003年、07年『ファルスタッフ』、05年『コジ・ファン・トゥッテ』、06年『イドメネオ』に続いて、5回目の新国立劇場登場。ニュー・イスラエル・オペラ常任指揮者を務めた後、2003/2004シーズンからベルリン州立歌劇場首席指揮者兼音楽監督助手に就任している。これまでに『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『トスカ』『トゥーランドット』『愛の妙薬』『コジ・ファン・トゥッテ』『タンホイザー』『ラ・ボエーム』などを指揮。ロサンゼルス・オペラ『アイーダ』で米国デビューを果たし、06年1月に同劇場で『蝶々夫人』を指揮している。06年11月には、ベルリン州立歌劇場にて『魔笛』『椿姫』『アイーダ』などを指揮している。

ヴォータン:ユッカ・ラジライネン  Wotan :Jukka Rasilainen
2003年『ジークフリート』さすらい人に続き、新国立劇場2回目の登場。フィンランド生まれ。ローマとヘルシンキのシベリウス・アカデミーに学ぶ。これまでにウ
ィーン国立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)、英国ロイヤルオペラ、ローマ歌劇場などで歌っている。『さまよえるオランダ人』タイトルロール、『トリスタンとイゾルデ』クルヴェナール、『ラインの黄金』『ワルキューレ』ヴォータン、『ジークフリート』さすらい人、『ローエングリン』テルラムントなどワーグナーを得意とし、『パルジファル』ではプラシド・ドミンゴと共演し、05年には『さまよえるオランダ人』でバイロイト音楽祭にデビューしている。ほかにも『トスカ』スカルピア、『フィガロの結婚』フィガロ、『オテロ』イアーゴなど幅広いレパートリーを誇る。


アルベリヒ:ユルゲン・リン  Alberich :Jürgen Linn
ドイツ生まれ。マンハイム音楽大学で学んだ後、カイザースラウテルンとニュルンベルク州立歌劇場のメンバーとして活躍。ストラスブール、ボローニャ、パレルモ、ローマ、ヴェローナ、ミラノなどで国際的なキャリアを積む。『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・ザックス、『パルジファル』アンフォルタス、『ジークフリート』さすらい人、『ラインの黄金』アルベリヒ、『神々の黄昏』グンター、『さまよえるオランダ人』タイトルロール、『トリスタンとイゾルデ』クルヴェナール、『ラインの黄金』ヴォータン、といったワーグナーのレパートリーのほか、『エレクトラ』オレスト、『サロメ』ヨハナーン、『トスカ』スカルピア、『ヴォツェック』タイトルロールなどを歌っている。新国立劇場初登場。


フリッカ:エレナ・ツィトコーワ  Fricka : Elena Zhidkova
2003年『フィガロの結婚』ケルビーノ、04年『カルメン』タイトルロール、06年『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『こうもり』オルロフスキー公爵、07年『ばらの騎士』オクタヴィアン、新国立劇場開場10周年記念ガラコンサートと、新国立劇場には多数出演している。
ロシア生まれ。1996年にハンブルク州立歌劇場の国際オペラ・スタジオのメンバーになり、1年後にゲッツ・フリードリヒに見出され、ベルリン・ドイツ・オペラのアンサンブル・メンバーとなる。以来、フランクフルト歌劇場、パリ・シャトレ座、ライプツィヒ歌劇場、アムステルダム歌劇場など各地に招かれるようになる。01年にバイロイト音楽祭にシュヴェルトライテでデビュー。02年、03年と続けて出演し、シュヴェルトライテとロスヒルデを歌う。「カーチャ・カバノヴァー」ヴァルヴァラでミラノ・スカラ座にデビュー。『トリスタンとイゾルデ』ブランゲーネ、『タンホイザー』ヴェーヌス、『エウゲニ・オネーギン』オルガ、『リゴレット』マッダレーナ、『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『ばらの騎士』オクタヴィアン、『カルメン』『アルジェのイタリア女』など幅広いレパートリーを誇る。

Copyright (C) 2003-2007 New National Theatre, Tokyo. all rights resrved.