プロフィール

【指 揮】アレクサンダー・ジョエル  Conductor : Alexander Joel
ウィーン音楽大学でピアノを学んだ後、ウィーン・コンセルヴァトリウムで指揮を学ぶ。著名な指揮者やタングルウッドのマスタークラスを受講。1996年に卒業し、同年スポレート指揮者コンクールで優勝。2001/2002シーズンにライン・ドイツ・オペラのカペルマイスターに就任し、プッチーニ「三部作」、『マクベス』『後宮からの誘拐』などを指揮する。その後は、ベルリン・ドイツ・オペラ、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)、バイエルン州立歌劇場、サンティアゴ・テアトロ・ムニシパルなどでオペラを指揮しているほか、リンツ・ブルックナー管弦楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、東京交響楽団など演奏会でも活躍。現在ブラウンシュヴァイク州立劇場の音楽監督。新国立劇場初登場。

ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン:ヨハネス・マーティン・クレンツレ  Gabriel von Eisenstein : Johannes Martin Kränzle
ドイツのアウグスブルク生まれ。フランクフルト音楽大学で学ぶ。レパートリーとしては、モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ、「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵、「魔笛」パパゲーノ、レハール「メリー・ウィドウ」ダニロ、プッチーニ「ラ・ボエーム」ショナール、プッチーニ「蝶々夫人」シャープレス、ロッシーニ「セビリアの理髪師」フィガロ、「チェネレントラ」ダンディーニ等が挙げられる。1998年より現在までフランクフルトオペラのアンサンブルに所属している。その他に出演した主な劇場は、ミュンヘン・バイエルン州立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場。ウィーン・フォルクス・オーパー、ベルリン・コーミッシェ・オパー、サンフランシスコオペラ等がある。
新国立劇場初登場。


ロザリンデ:ノエミ・ナーデルマン  Rosalinde : Noemi Nadelmann
チューリヒ生まれ。チューリヒとアメリカのインディアナ大学で学ぶ。1986/1987シーズンよりチューリヒ歌劇場オペラ・スタジオのメンバー。94年から定期的にベルリン・コーミッシェ・オーパーに登場しており、ハリー・クプファーが彼女のために演出した『椿姫』と『ランメルモールのルチア』は高い評価を得た。ほかにチューリヒ歌劇場、ハンブルク州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン州立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場など各地で活躍。レパートリーは『こうもり』ロザリンデ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、『ラ・ボエーム』ムゼッタ、『ばらの騎士』元帥夫人、『マノン』タイトルロールなど幅広い。新国立劇場初登場。

オルロフスキー公爵:エリザベート・クールマン  Prinz Orlofsky : Elisabeth Kulman
オーストリア生まれ。言語学と音楽学を学んだ後、ウィーン音楽大学で声楽を学び、2001年に同大学を優秀な成績で卒業。ソプラノとして、『魔笛』パミーナ、『フィガロの結婚』伯爵夫人、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラを歌い、成功を収めた後、メゾソプラノ、アルトに転向し、『カルメン』タイトルロール、『オルフェオとエウリディーチェ』オルフェオ、『蝶々夫人』スズキ、『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル、『こうもり』オルロフスキー公爵などのレパートリーを身につける。アンサンブル・メンバーであるウィーン・フォルクスオーパーのほか、パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、ザルツブルク音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルスタイン音楽祭などで活躍。新国立劇場初登場。

ファルケ博士:マルクス・ブリュック  Dr. Falke : Markus Brück
ドイツ生まれ。マンハイムとケルンで声楽を学ぶ。カイザースラウテルンとヴィースバーデンの市立劇場を経て、ベルリン・ドイツ・オペラのメンバーになる。これまでバルセロナのリセウ劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場で歌っているほか、バイロイト音楽祭、ブレゲンツ音楽祭、ルーア・トリエンナーレ ボッフムにも出演している。『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、『魔笛』パパゲーノ、『タンホイザー』ヴォルフラム、『ドン・パスクワーレ』マラテスタ、『エレクトラ』オレスト、『道化師』シルヴィオ、『仮面舞踏会』レナート、『運命の力』メリトーネなど幅広いレパートリーを誇る。新国立劇場初登場。

アデーレ:オフェリア・サラ  Adele : Ofelia Sala
2007年『ばらの騎士』ゾフィーに続き新国立劇場2回目の登場。スペインのヴァレンシア生まれ。ヴァレンシアとミュンヘン音楽大学で学ぶ。数多くのコンクールに優勝経験をもつ。これまでにバルセロナのリセウ劇場、マドリッドのレアル劇場、ミラノ・スカラ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)、アムステルダム歌劇場、パリ・シャトレ座、ハンブルク州立歌劇場などヨーロッパ各地で歌っているほか、東京、ソウルでも出演。『ばらの騎士』ゾフィー、『無口な女』アミンタ、『魔笛』パミーナ、『フィガロの結婚』スザンナ、『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ、『コジ・ファン・トゥッテ』デスピーナ、『皇帝ティトゥスの慈悲』セルヴィリア、『リゴレット』ジルダ、『ファルスタッフ』ナンネッタ、『仮面舞踏会』オスカルなど幅広いレパートリーで活躍。

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