プロフィール

【指揮】アントネッロ・アッレマンディ  Conductor:Antonello Allemandi
1957年ミラノ生まれ。弱冠21歳で、フィレンツェ五月音楽祭で指揮者としてデビュー。以来、イタリア各地歌劇場のほか、ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン州立歌劇場、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)、パリのバスチーユ・オペラ、マドリッドのレアル劇場などで、イタリア・オペラを中心に幅広いレパートリーを振っている。92年から97年までフランスのコロンヌ管弦楽団の音楽監督。アメリカや日本にも度々客演しており、2005年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場にデビューしている。新国立劇場初登場。

【演出】ヘニング・ブロックハウス  Production : Henning Brockhaus
1946年プレッテンベルク(ドイツ)生まれ。デトモルト音楽大学でクラリネットを学んだ後、ベルリン自由大学で哲学、演劇、音楽を学ぶ。75年から83年までハンブルクとミラノのピッコロ劇場でジョルジョ・ストレーラーの助手を務める。84年から89年までパリのヨーロッパ座とオデオン座のドラマツゥルグ兼演出家として様々な演劇作品を手がける。オペラでは、マチェラータ音楽祭、ローマ歌劇場、ボローニャ歌劇場、東京などで『リゴレット』『椿姫』『オテロ』『マクベス』『ランメルモールのルチア』などを演出。また、オペラ・演劇制作の分野で教鞭も執っている。新国立劇場初登場。

トゥーランドット:イレーネ・テオリン  Turandot : Irene Theorin
コペンハーゲンの王立オペラ・スクールに学ぶ。デンマーク王立歌劇場のメンバーとなり、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナでデビュー。ヴェルディ・ソプラノとして定評があり、『ドン・カルロ』エリザベッタ、『オテロ』デズデーモナ、『仮面舞踏会』アメーリア、『イル・トロヴァトーレ』レオノーラ、『アイーダ』タイトルロール、『トスカ』タイトルロールで、コペンハーゲン、ブリュッセルのモネ劇場、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)などに登場。ほかに『ニュルンベルクのマイスタージンガー』エーファ、『ローエングリン』エルザ、『タンホイザー』ヴェーヌス、『さまよえるオランダ人』ゼンタ、『魔弾の射手』アガーテをレパートリーとする。新国立劇場初登場。

カラフ:ヴァルテル・フラッカーロ  Calaf : Walter Fraccaro
2003年『アイーダ』ラダメスに続き、新国立劇場2回目の登場。イタリア生まれ。1994年にリスボンでオペラ・デビューを果たして以来、マドリッドのレアル劇場、ハンブルク州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ウィーン国立歌劇場、ヴェローナ野外劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場など世界各地で活躍。『トスカ』カヴァラドッシ、『ドン・カルロ』タイトルロール、『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『椿姫』アルフレード、『仮面舞踏会』リッカルド、『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ、『アイーダ』ラダメス、『カルメン』ドン・ホセなどをレパートリーにもつ。

リュー:浜田理恵  Liù : Hamada Rie
1987年東京芸術大学卒業、90年同大学院修士課程修了。パリ留学。91年パリ・シャトレ座にてデュカ『アリアーヌと青髭』でオペラ・デビュー、UFAM主催国際声楽コンクール第1位。92年第19回パリ国際声楽コンクールオペラ部門第1位。パリ・オペラ座で『火刑台上のジャンヌ・ダルク』で聖母マリア、94年『カルメン』のミカエラを歌う。以後フランスで『ラ・ボエーム』ミミ、『蝶々夫人』タイトルロール、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ、『ファウスト』『トゥーランドット』などの多くのオペラに出演。97年パリ・シャトレ座にてフィリップ・マヌリー『北緯60度線』(世界初演)出演。出光音楽賞受賞。99年、2000年、04年びわ湖ホール・プロデュース・オペラ、05年名古屋での新作オペラ『白鳥』、06年兵庫県立芸術文化センターでの『蝶々夫人』に主演、好評を博す。08年3月兵庫県立芸術文化センター『蝶々夫人』に出演して大絶賛を博した。
新国立劇場には、2008年6月公演コンサート・オペラ『ペレアスとメリザンド』メリザンド役で初出演。フランス在住。

Copyright (C) 2003-2007 New National Theatre, Tokyo. all rights resrved.