
2016/2017シーズン
オペラ「蝶々夫人」/ジャコモ・プッチーニ
Madama Butterfly / Giacomo PUCCINI
全2幕〈イタリア語上演/字幕付〉
オペラパレス
一途に愛を貫いた蝶々さんの運命に、劇場中が涙に包まれる
明治の長崎を舞台に、アメリカ海軍士官ピンカートンに一途な愛を捧げる15歳の蝶々さんの哀しくも美しい運命を描いたプッチーニの傑作オペラ。新国立劇場で最も数多く上演されている人気作品で、公演のたびに聴衆を感動の渦に包みこんでいます。1幕の甘美な二重唱、2幕の蝶々さんの名アリア「ある晴れた日に」、そして幕切れの絶唱「さよなら坊や」など全編に渡り聴きどころ満載。栗山民也による演出は、シンプルながらも美しい舞台で、蝶々さんの愛と哀しみを雄弁に語ります。オペラデビューにもぜひおすすめしたい名作オペラです。
21世紀のディーヴァ、安藤赴美子が歌う蝶々さんに注目
タイトルロールは、新国立劇場オペラ研修所から羽ばたき、日本を代表するプリマへと成長を遂げた安藤赴美子。待望の日本人ソプラノ歌手による蝶々夫人にどうぞご期待ください。ピンカートン役はイタリア人テノールの注目株リッカルド・マッシ。輝かしく力強い歌声で近年世界中のオペラハウスで引っ張りだこの逸材です。シャープレス役には14年公演に引き続き甲斐栄次郎が出演します。指揮は、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などで活躍し、現在ワシントン・オペラ音楽監督を務めるフィリップ・オーギャンです。
ニュース
オペラ「蝶々夫人」タイトルロール 安藤赴美子 最新インタビュー
オペラ「蝶々夫人」ピンカートン役 リッカルド・マッシ 最新インタビュー
2016/2017シーズン オペラ「蝶々夫人」出演者変更のお知らせ(ピンカートン役)
- 2016/2017シーズン オペラ ラインアップを発表しました。
動画
ダイジェスト映像(2011年公演より)
公演日程・チケット
公演日程
- 2017年2月2日(木)19:00 オペラパレス
- 2017年2月5日(日)14:00 オペラパレス
- 2017年2月8日(水)14:00 オペラパレス
- 2017年2月11日(土・祝)14:00 オペラパレス
...
- 託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
- 予定上演時間:約2時間40分(第Ⅰ幕50分 休憩25分 第Ⅱ幕85分)
- *開場は開演の45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
チケット料金(税込)
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
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料金(税込) | 21,600円 | 16,200円 | 10,800円 | 6,480円 | 3,240円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
Z席 1,620円
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03-5352-9999
前売り開始日
会員先行販売期間:2016年9月24日(土)~10月5日(水)
一般発売日:2016年10月9日(日)
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 指 揮
- フィリップ・オーギャン
- 演 出
- 栗山民也
- 美 術
- 島 次郎
- 衣 裳
- 前田文子
- 照 明
- 勝柴次朗
- 再演演出
- 澤田康子
- 舞台監督
- 大澤 裕
-
(指揮)
フィリップ・
オーギャン -
(演出)
栗山民也
キャスト
- 蝶々夫人
- 安藤赴美子
- ピンカートン
- リッカルド・マッシ
- シャープレス
- 甲斐栄次郎
- スズキ
- 山下牧子
- ゴロー
- 松浦 健
- ボンゾ
- 島村武男
- 神 官
- 大森いちえい
- ヤマドリ
- 吉川健一
- ケート
- 佐藤路子
- 合唱指揮
- 三澤洋史
- 合 唱
- 新国立劇場合唱団
- 管弦楽
- 東京交響楽団
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(蝶々夫人)
安藤赴美子
-
(ピンカートン)
リッカルド・
マッシ -
(シャープレス)
甲斐栄次郎
-
(スズキ)
山下牧子
-
(ゴロー)
松浦 健
-
(ボンゾ)
島村武男
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(神 官)
大森いちえい
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(ヤマドリ)
吉川健一
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(ケート)
佐藤路子
プロフィール
- 【指揮】フィリップ・オーギャン(Philippe AUGUIN)
- フランス生まれ。世界中で活躍している指揮者である。レパートリーとしてはプッチーニ作品からワーグナー作品、フランスオペラまで幅広い。近年の主な活動として、ウィーン国立歌劇場『蝶々夫人』『アイーダ』、ワシントン・ナショナル・オペラ「ニーベルングの指環」『さまよえるオランダ人』『ラ・ボエーム』、ジュネーヴ歌劇場『ばらの騎士』、ケルン歌劇場『オテロ』『ばらの騎士』、シュトゥットゥガルト州立歌劇場『皇帝ティートの慈悲』『ナクソス島のアリアドネ』、メトロポリタン歌劇場『ファウスト』『影のない女』『ラ・ボエーム』『ローエングリン』『トスカ』『アラベッラ』『シモン・ボッカネグラ』などがある。また、2005年10月に国際北京音楽祭でのニュルンベルク州立歌劇場による「ニーベルングの指環」チクルス公演の指揮は絶賛された。2008年にはベルリン州立歌劇場で『タンホイザー』を指揮している。新国立劇場では2007年に『タンホイザー』を指揮している。
- 【演出】栗山民也(KURIYAMA Tamiya)
- 早稲田大学文学部演劇学科卒業。主な演出作品に『ゴドーを待ちながら』『阿国』『獅子を飼う』『GHETTO/ゲットー』『海の沸点』『エヴァ、帰りのない旅』『太鼓たたいて笛ふいて』『マリー・アントワネット』『ロマンス』『かもめ』『闇に咲く花』『きらめく星座』『炎の人』『組曲虐殺』『海をゆく者』『ピアフ』『藪原検校』『スリル・ミー』『もとの黙阿弥』『國語元年』『月の獣』『オレアナ』などがある。紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞、芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞千田是也賞、朝日舞台芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞、紫綬褒章などを受賞。新国立劇場では、『今宵限りは・・・』『ブッダ』『キーン』『夜への長い旅路』『欲望という名の電車』『ピカドン・キジムナー』『夢の裂け目』『ワーニャおじさん』『櫻の園』『浮標』『涙の谷、銀河の丘』『夢の泪』『世阿弥』『胎内』『喪服の似合うエレクトラ』『箱根強羅ホテル』『母・肝っ玉とその子どもたち』『夢の痂』『CLEANSKINS/きれいな肌』『氷屋来たる』『まほろば』『雨』『マニラ瑞穂記』、オペラ『夕鶴』『蝶々夫人』を演出。2000年から7シーズン新国立劇場演劇芸術監督を務め、また2005年4月から16年3月まで新国立劇場演劇研修所所長を務めた。13年春、紫綬褒章受章。
プロフィール
- 【蝶々夫人】安藤赴美子(ANDO Fumiko)
- 国立音楽大学卒業、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第3期修了。文化庁在外研修員、ローム・ミュージック・ファンデーション在外研修生としてイタリアに留学。これまでに二期会『ラ・ボエーム』ムゼッタ、『椿姫』ヴィオレッタ、『ドン・カルロ』エリザベッタをはじめ、びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作オペラ『椿姫』ヴィオレッタ、『タンホイザー』エリーザベト、韓国セジョン文化会館大劇場とあいちトリエンナーレ『蝶々夫人』タイトルロールなどへの出演で注目を集める。コンサートの分野でも活躍し、クルト・マズア、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、リッカルド・ムーティなどの指揮者と共演している。新国立劇場では小劇場オペラ『イタリアのモーツァルト』シーファレ/チェチーリオ、平成22年度高校生のためのオペラ鑑賞教室『カルメン』ミカエラ、平成24年度同鑑賞教室『ラ・ボエーム』ムゼッタ、『ルサルカ』第一の森の精、『魔笛』侍女Ⅰ、『ナブッコ』アンナなどに出演している。
- 【ピンカートン】リッカルド・マッシ(Riccardo MASSI)
- スピント・テノールの役柄で国際的に急速に評価が高まっているイタリア人テノール。ローマでデヴィッド・ホルストに声楽を学ぶ。スカラ座アカデミーにも招かれ、2009年12月にサレルノでダニエル・オーレン指揮『アイーダ』ラダメス役でオペラデビュー後、翌年ザルツブルグ州立劇場で『トスカ』カヴァラドッシ、グラインドボーン音楽祭『マクベス』マルコムに出演。アムステルダム・コンセルトヘボウで『ラ・ジョコンダ』エンツォ役デビュー、また『トスカ』カヴァラドッシ役でバイエルン州立歌劇場、アヴィニョン歌劇場、ベルリン州立歌劇場にデビューしている。2012年、メトロポリタン歌劇場に『アイーダ』ラダメスでデビュー(翌年同役でヒューストン・グランド・オペラにもデビュー)。2014年にはプラシド・ドミンゴ指揮のもと、英国ロイヤルオペラに『トスカ』カヴァラドッシでデビュー。ほかに、スウェーデン王立歌劇場『アンドレア・シェニエ』タイトルロールのロールデビュー、シドニー・オペラでの『トスカ』、ブリュッセル・モネ劇場『仮面舞踏会』、シドニー・オペラ『運命の力』ドン・アルヴァーロ、ベルリン・ドイツ・オペラ『カルメン』ドン・ホセ、ノルウェー国立オペラでの『蝶々夫人』ピンカートン役ロールデビュー、カナダ・オペラ・カンパニー(トロント)での『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ、スウェーデン王立歌劇場『トゥーランドット』カラフなどに出演。15/16シーズンには英国ロイヤルオペラ『トスカ』カヴァラドッシ(アンジェラ・ゲオルギューと共演)、メルボルン・アート・センター(オペラ・オーストラリア)『ルイザ・ミラー』ロドルフォ(ロールデビュー)、トリノ王立歌劇場『アイーダ』ラダメス、ブレゲンツ音楽祭及びチューリヒでの『トゥーランドット』カラフ、ザクセン州立歌劇場でカヴァラドッシなどに出演。16/17シーズンは、モスクワ・ボリショイ劇場の『マノン・レスコー』新制作でデ・グリュー役のロールデビュー、ベルリン州立歌劇場『マノン・レスコー』デ・グリュー、メトロポリタン歌劇場での『アイーダ』ラダメス、ケルン歌劇場での『トゥーランドット』カラフなどに出演予定。新国立劇場初登場。
- 【シャープレス】甲斐栄次郎(KAI Eijiro)
- 熊本市生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修了。ニューヨークとボローニャでの研鑽後、2003年から10年間、ウィーン国立歌劇場の専属歌手として活躍。出演した舞台は42役で336公演。トーマス・ハンプソン主演の『シモン・ボッカネグラ』においては、暗殺者パオロを緻密に表現、存在を深く印象付けた。同役では、レオ・ヌッチ、プラシド・ドミンゴとも共演。エディタ・グルベローヴァとの共演で、歌唱、演技共に高い評価を得たノッティンガム公爵(ロベルト・デヴェリュー)をはじめ、エンリーコ、ベルコーレ、シャープレス、マルチェッロ、レスコーなど特にイタリア・オペラ作品において高い評価を得ている。日本では二期会『フィガロの結婚』タイトルロール、小澤征爾指揮『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、東京文化会館『古事記』イザナギなどで出演。『第九』『ドイツ・レクイエム』などのソリストとしても活躍。新国立劇場には2004年『鳴神』鳴神上人、11年、14年『蝶々夫人』シャープレスに出演している。東京藝術大学准教授。二期会会員。
- 【スズキ】山下牧子(YAMASHITA Makiko)
- 広島大学教育学部卒業、東京藝術大学大学院声楽専攻修了。第1回東京音楽コンクール第1位。これまでに『ジュリアス・シーザー』タイトルロール、『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『フィガロの結婚』ケルビーノ、『カルメン』タイトルロールなどを演じている。新国立劇場では、『カヴァレリア・ルスティカーナ』『ルル』『サロメ』『軍人たち』『リゴレット』『蝶々夫人』『ワルキューレ』『ヴォツェック』『カルメン』『沈黙』『ホフマン物語』など数多く出演。最近では『リゴレット』マッダレーナ、『ホフマン物語』アントニアの母/ステッラ、『死の都』ブリギッタ、『ヴォツェック』マルグレート、『鹿鳴館』女中頭草乃、『椿姫』フローラ、『沈黙』少年、平成27年度高校生のための鑑賞教室『蝶々夫人』(東京・関西)スズキに出演している。二期会会員。
ものがたり
【第1幕】明治時代の長崎。日本滞在中、現地妻を娶ろうというアメリカ海軍士官ピンカートンは、仲介人ゴローに新居を案内され、使用人を紹介される。結婚も家もいつでも契約破棄できると豪語するピンカートン。結婚を心待ちにしている花嫁を知るアメリカ総領事シャープレスは、ピンカートンの軽薄さを心配する。花嫁行列がやってきて、美しい花嫁、蝶々さんが現れる。「私は世界一幸せ」と嬉しそうに語る蝶々さんは15歳。裕福な武士の家の生まれだが父が切腹して亡くなり、今は芸者として生きている。結婚式が慎ましやかに行われている最中、叔父の僧侶ボンゾがきて、キリスト教に改宗した蝶々さんに絶縁を言い渡す。式は終わり、2人は甘い夜を迎える。
【第2幕】ピンカートンがアメリカに帰国して3年。「駒鳥が巣を作る頃に帰る」との言葉を信じる蝶々さんは、彼の帰りを待ち続けている。シャープレスとゴローは蝶々さんに再婚を勧めるが、蝶々さんは断る。というのは、ピンカートンとの間に子供が生まれていたのだ。帰国後ピンカートンはアメリカで本当の結婚をしたことを知るシャープレスは言葉もない。そしてついにピンカートンの船が入港。蝶々さんとスズキは部屋を花で満たして夫の到着を待つが、いつまでたってもやってこない。スズキの勧めで蝶々さんが奥の部屋で休んでいると、ピンカートン、シャープレス、そしてピンカートンの妻ケートがやってくる。スズキが応対するが、蝶々さんの思いを知ったピンカートンは堪らず立ち去る。目覚めた蝶々さんはケートを見てすべてを悟り、子供をアメリカで育てたいというケートの言葉を受け入れる。父の形見の短刀に刻まれた言葉「名誉をもって生きられないものは名誉をもって死ぬ」ことを決意した蝶々さんは、子供に別れを告げ、自決。「蝶々さん!」と叫ぶピンカートンの声がむなしく響く。
チケット購入・割引等のご案内
割引等のご案内
お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)
- 高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)、チケットぴあ一部店舗のみ取扱。要年齢証明書または学生証。
- ジュニア割引(中学生以下):20%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。入場時年齢確認あり。
- 当日学生割引:50%割引
- 公演当日10:00より残席がある場合のみボックスオフィス窓口、チケットぴあ一部店舗で取扱。要学生証。
- 障害者割引:20%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。
Z席の購入方法
◎2016/2017シーズンより、オペラ・バレエ公演におけるZ席の販売方法が変わります。
- Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
- Z席(各日42席)とZ【音のみ】席(各日4席)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィス
およびコンビニエンスストア(セブン-イレブン、サークルK・サンクスに限る)の端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
グループでのお申し込み
10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。
チケット購入時の注意
- 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚まで。
- 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
- 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
- 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
- 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
- やむをえない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
チケット取り扱い
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03-5352-9999
- チケットぴあ
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0570-02-9999
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【Pコード:288-002】 - イープラス
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0570-000-407(オペレーター受付)
0570-084-003(Lコード:33245)WEBからのご購入はこちら
(PC)
- CNプレイガイド
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0570-08-9990(オペレーター受付)
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(PC&携帯)
- 東京文化会館チケットサービス
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03-5685-0650(オペレーター受付)
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